このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

まごころツアー2

1996(平成8)年12月4日

感想文


地下鉄車両基地について

2年5組31番 中山景一郎

構内入換用モーターカー 僕は、まだ一度も車両基地に行ったことがなかった。見学したいと思っていても、どうすれば見学許可をもらえるかわからなかった。先生から、模型同好会として地下鉄の車両基地見学の話が出たときは、うれしかった。1、2年は、必ず行くようにという指示であったが、たとえそうでなくても行くつもりであった。
 まず初めに、会議室のような所で、基地の概要や組織、また検査作業の順番と内容などについて説明したビデオを見た。次にヘルメットをかぶって敷地内を見学した。工場棟に入った時、なぜか従業員がほとんどいなかった。工場棟の車輪旋盤、十五/三tクレーン、ATC/ATO試乗装置などを、ビデオで出てきた順に見た。工場棟内を見学していて、福岡の地下鉄の特色を教えてもらった。それは、車輪の内側のすき間に、ゴムを入れて、音を小さくしていることだ。このアイデアを考えた人に感心しながら、色々な機械の使い方や動き方など聞いていたが、人がいなかったため、実際に機械を動かしてる所を見られなくて残念だった。次に、検車庫へ行った。フィルター洗浄装置、車輪転削盤などを見た。又、めったに乗ることができない新型の2000系電車に乗せてもらった。すごくうれしかった。
 地下鉄の発展計画として、薬院、六本松を通る地下鉄3号線の建設計画がある。開通すれば、いつも渋滞していた六本松付近は、スムーズになるだろう。3号線の電車は、従来に比べて、やや小型で、鉄輪式リニアモーターシステムを投入した電車を使用するそうだ。そのため、トンネルの断面が小さくなり、建設費が低減できる。これは、とても賞賛すべき事だと思う。
 今回の見学で、僕は電車のしくみや系統、人々の知識などいろんな事を学び取った。これから先、学び取った事が役に立つのならば、ぜひ活用したい。
 最後に、念願だった車両基地を見学できたことを、先生に感謝したい。いい思い出ができた。

福岡市営地下鉄車両基地見学の感想

2年 高橋 智仁

 平成8年12月4日福岡市営地下鉄の見学に行った。
 ここの地下鉄の特徴はの1つ目は、足回り部品が収まっているボックスがほとんどステンレスであることだ。理由は、車両の腐食を防ぐためである。他社の電車を見ても、このようにしているところは少ない。特徴の2つ目は緩和するために、車輪の一部に特殊なゴムを使っていることだ。これにより、騒音が大幅に少なくなっているという。
僕は地下鉄に乗ることが少ないので、2000系はここで初めて乗ることになり、非常に楽しみにしていた。なぜなら、この車両にはVVVFインバータが採用され、そのVVVFインバータの独特の音がぼくはとても好きだからだ。いよいよその音を聞くときがきた。しかし、僕の記憶している音(鹿児島交通局2110形)とは、微妙に違っていたので不思議な感じだった。
最後に、この見学で地下鉄に対する関心が全く変り、とてもよい見学でした。
全員集合!

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