このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
博多駅にて 博多〜大分間を結ぶ特急「ソニックにちりん」として新製された車両。初期車はフロントグリルの形状が違う程度だったが、その後フロントパネル全てを変更し、「色違い」車両が続々登場した。「ソニックにちりん」はその後「ソニック」となり、鹿児島本線の「有明」「つばめ」のような関係となった。VVVFインバータ制御で、制御式振り子を備え、西鉄などが運行する福岡〜大分間の高速バス「とよのくに」に対抗すべく同区間を2時間ちょっとで結ぶ。高速道路は濃霧で規制されることが多いため、定時性ではJRの方が優位と言える。
車内は遊び心にあふれた言わばワンダーランド。人間工学をベースにしたシート形状ながらミッキーマ○スのようなヘッドレストが付いていたり、デッキ部に派手な色彩を施していたり。年配の方には「けばけばしい」「落ち着かない」などとやや不評の向きもある。グリーン車にはベンチが設置され、前面展望も良好である。ビジネス客にも重宝され、「博多〜小倉」の利用も多いと言う。難点は小倉で進行方向が変わることで、乗り通す客にはシート転換がやや面倒であろう。
「ソニック」は1往復のみ485系で運転されていた |
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