このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

西鉄天神大牟田線のニューフェイス

撮影日:01/03/07 撮影場所:薬院駅
Written by U田

n7000.jpg←西鉄天神大牟田線薬院駅にて。
 よく見ると、JR四国の7000系電車に似ていなくもない。
 
 西鉄天神大牟田線に2月17日、満を持して新型車両が投入されました。その名も7000形。普段利用する路線だけに、大した苦労も無く試乗してまいりました。外観から説明致しますと、5000形、6000系と続いてきた「前面非対称」のデザイン(運転席側フロントガラスのみパノラミックウィンドウ)が崩れ、左右ともパノラミックウィンドウとなりました。これは2001年秋からの、大牟田線久留米以南普通列車のワンマン化(甘木線と直通化)をにらみ、車掌台側からの視認性向上のためとされています。前面には黒が多用され、方向幕の高さからライトまで、ブラックが目立ちます。ライト・標識灯も、角型のいくぶん小さなものとなり、全体として引き締まった印象を与えます。西鉄電車としては初の、連結面の転落防止幌も設置されました。(但し運転台のない連結面のみ)
 側面は4ドア、アイスグリーンに赤帯と、6000系と大差ありませんが、ライトの位置が下がっているため、先頭部では赤帯が斜めに切れています。また、6050形と同じ「VVVF」のロゴが入っています。前面・側面とも方向幕が種別・行き先を別々に動かす方式になっているのが特徴です。4ドア通勤仕様の車内に足を踏み入れると、曲線が目に付きます。ロングシートサイドの、ドア脇のポールが曲線を描いているほか、西鉄では初の導入となる着席区分用と握り棒を兼ねたロングシート中央部のポールも、ややカーブしたデザインとなっています。シートには、背ずりの部分に凹みがつけてあり、「定員6人」を明確に表しています。シートは西鉄の他のロングシート車に比べるとやや固め。8000形のシートに似ています。シート下部の装置は、JR815系のように一掃されていますが、ドア脇のシート下部には非常コックの出っ張りがあります。
 「新型インバータ採用」と西鉄HPでも宣伝していたとおり、加速時のインバータサウンドは、6050形のそれとはかなり異なり、軽いものです。と言うより、6050形のそれが間延びし過ぎているような気がするのですが。そうですねぇ、強いて挙げるならばJR813系に似ていると言えなくもありません。減速時のインバータ音は、高速時では6050形に似ていますが、超低速までまとわりつくようにインバータが作動しています。空気ブレーキのエアの音が明らかに少ないのがわかります。
 その他の特徴としては、将来のワンマン運転に備えて車外スピーカが備えられていることや、ドア開閉時に電子音が出ることが挙げられます。う〜ん、これも813系に似てるかな? あとは、妻部の車号表示がシール式になっているのが目に付きました。一言で言うならば、かなり「現代風」な車両だな、という感じです。位置付けとしては6050形のマイナーチェンジだそうですが、次世代通勤車の標準でしょう。将来的には普通運用だけでなく、急行・特急にも投入されるとのことなので、3連や4連も新造されるのではないかと思われます。7000形の投入で、風前の灯となっている1000形並びに600形の去就が気になるところです。1000形は12日から、登場当時の塗色に戻ってファイナル運行を行い、3月25日には全廃されることが決定しました。600形は宮地岳に転出かな?
 駄文へのお付き合い、ありがとうございました。ご意見・ご感想のほか、何か情報などございましたら、メールでお知らせいただければ幸いです。(文責・U田こと後田紘一)

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