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古宇田 實 略歴


古宇田 實{実}(こうだ・みのる)

【武田五一との関係】
武田五一が帝大建築学科助教授時代の教え子の一人。付き合いは深かったようだ。神戸に来たのは、武田が呼んだのか? ともかく、武田が急逝した後の「法隆寺国宝保存工事事務所所長」を引き受けている。


明治1218791月13日東京に生まれる
明治351902  東京帝国大学工科大学建築学科卒業
明治381905  東京美術学校教授
大正81919  インド、英、仏、伊、アメリカへ留学
大正111922  帰国
昭和41929  神戸高等学校校長および教授
昭和101935  満州、中華民国に出張
昭和121937  法隆寺国宝保存工事事務所所長。国宝保存会委員
昭和201945  神戸市復興委員嘱託
昭和221947  神戸工業専門学校名誉教授、神戸大学名誉教授
昭和251950  杉野学園女子短期大学学長
昭和4019652月16日86才、逝去


主な建築作品
●神戸商工会議所(1922)
●男山八幡エジソン記念碑
●明石子午線標準塔


著作
○『建築と関係深き庭園』(建築学会パンフレット3-13)(1933)


参考文献
○土崎紀子・沢良子編『建築人物像 追悼編/資料編(住まいの図書館出版局・住まい学 大系065)』(1995.4)
○森井健介「古宇田さんを偲ぶ」『建築雑誌』(1965.5)
○高杉造酒太郎『建築人国雑記』日刊建設工業新聞社(1973)
○足立裕司「所謂日本趣味の一系譜に関する考察、古宇田実と旧神戸商工会議所」『学会大会梗概集・F』(1989)




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