SNCF Thalys PBA/PBKA
Thalys Official Web Site

フランス・パリからベルギーの首都ブリュッセルやオランダの首都、アムステルダム
そしてドイツ・ケルンを結ぶヨーロッパ屈指の高速列車がタリスです
タリスはドイツ、オランダ、ベルギー、フランスに乗り入れることから複数の電気方式で運転されます
運転開始当初のタリスは従来のTGVからの改造で賄われました
それらはPBAと言われ、ドイツには乗り入れることが出来ません
現在ではPBAはPBKAの登場によりどちらかというと少数派になっています
ちなみにPBAとPBKAの併結列車も当然ながら存在します

Thalys-PBA　4533　Le Landy
ランディ基地に所属するPBA
従来型のTGVの改造なので旧式といえば旧式で運転席部分が古めかしい
なお、通常型のTGVもブリュッセルに乗り入れており、ここでもその並びが見られます
また、ドイツからICEも来るのでブリュッセルは4種類もの高速列車が乗り入れてくることになります

Thalys-PBA　4534　Le Landy
タリス同士が並ぶ6/7番ホームは実質タリス専用
ブリュッセル南駅は日本の駅にいるような錯覚に陥るほど近代化が進んでいます
フランスでは駅でBGMは流れませんがここでは流れていたのが印象的

Thalys-PBKA　4342　Le Landy
PBKAでは数少ないSNCF所属の編成
管理人がブリュッセルまで乗車したのはこの編成で、2等に乗車しました
新幹線がトンネルだらけならこちらの車窓はずっと田園風景でした
伝統的なパリ北駅の早朝、発車を待つタリスの様子はさほどあわただしいものではありません

タリスについて
タリスはシーズン中は予約が困難な列車といわれています
管理人が行った11月下旬はオフシーズンでしたがそれでも席はほとんど埋まっていました
割引の種類は多いのですがほとんどが早くに売れてしまう場合が多いようです
各種パスを使ってのパスホルダー料金についても同様でパスを持っていても意味を成さないときもあるようです
なお割引に適用される座席ですが大抵は向かい合わせタイプの4人席または2人席に割り当てられるようです
また1等では食事サービスがありますが、自分が乗車したときは簡単な食事のスナック時間帯でした
車窓ですが田園がずっと続くのですがトンネルがないのでストレスはあまり感じないでしょう
運賃はユース適用で片道1等が53ユーロ　片道2等が33ユーロでした
日本で購入するより安く上がりますがシーズン中は日本で予約するほうがいいと思います
またインターネット予約も可能で、同時に時刻検索もできます
オフシーズン中なら窓口購入もいいですが北駅は日本人を狙う詐欺師などもいるので
他の駅で購入するのが一番いいですが、もし北駅で購入する場合はINTERNATIONALESと書かれた窓口で購入します
行列が常に絶えないので速めの購入をおすすめします
ちなみにフランス語と英語が通じますので英語が出来れば購入できます
（言語に関しては人や駅によるので注意　乗りたい列車や割引、座席の希望などをあらかじめ書いておくと楽に話が進められます）

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