昭和島駅西口すぐ。西口へは、車両工場の下をくぐっていかないと出られない。その通路も2人ならんだらもういっぱいになるくらいの狭さ。この駅には通勤ラッシュというものはないんだなぁと思った。うらやましいことだ。建物も何もかも古いのだが、Suica対応の改札機なんかが浮いて見える(^^;
で、モノレール昭和島車両工場。家族連れから、乗り物好きの大人の方までさまざまな、というか両極端?(笑)そんな面子がそろってた。
今日のイベントの案内板。
まずは、「モノレール乗車体験」
左の1000系ってヤツに乗って、車両基地内を移動。検査場に入って、信号チェックをして、洗車。そして戻ってくる。
というもの。
いろんなモノレール車両があるねぇ。
車両基地内移動中。工作車とすれ違う。
実はこの工作車にも乗れたんだが、定員8名とかで、抽選。しかも有料というわけで、やめた。
さらに移動中。ポイントが見えた。あとで、ポイント切り替えコーナーでポイントが切り替わる様子を見学できる。
鉄道のポイント切り替えはテレビとかで見かけるけど、モノレールはね。
モノレールの足。
モノレールの車両基地内に、鉄道のレールが。電線はないから、電車は走らないよね。なんじゃろか。
東京モノレール1号機の駆動部分。さっきの最新のものとどの辺が違うのかよくわからないが(^^;
車体台車整備工場。
電気系統なんだが、工学系の大学を卒業はしたけど、見てもよくわからん(笑)
運転席の警笛ペダル。
警笛がペダルになっているのは、山手線で通勤しだして、運転席を見て初めて知った(笑)
これだけ、むき出しになっていると、派手に音が出ます。もう大変。
モノレールの連結部分。微妙に隙間があるのは、やはりレールが延びたり縮んだりするからか。
次にタイヤ交換場コーナーへ。モノレールのタイヤはドレッドが自動車ほどない。まぁ、自動車ほど悪路を走ったりしないからね(笑)
ちなみに、これはブリヂストンのタイヤだった(笑)他にもミシュランのタイヤが。
「みなさんおなじみのブリヂストンです。」とタイヤ整備の方。
タイヤ交換は、タイヤ部分を下へはずして行うのだそうだ。タイヤは、25万キロ走行ごとに交換。家の車もこのくらいのタイミングで交換してぇ(爆)
これだけ走っても、この間、磨耗しないそうです。よっぽどのことが無い限り、1年に1回、25万キロ走行ごとに交換だそうで。ますますうらやましい。
「F1のピットのように一瞬では出来ません(笑)」とタイヤ整備の方。当たり前だ(笑)
東京モノレール社用車。デザインはモノレール仕様(笑)
レールポイント切り替えコーナー。レールポイントが切り替わる様子を見ることが。
なかなか貴重なシーンだと思われる。
ちなみに、東京モノレール本線でのポイントは、浜松町駅、昭和島駅、羽田空港駅の3箇所にしかない。
さらに、羽田空港駅のポイントは、4つのポイントを組み合わせた世界初のポイントで「シーサスポイント」という。
モノレール新型2000系。乗れます。
モノレールは、車内中ほどに、荷物置き場とか座席がある。
邪魔くさいなーとか思っていたけど、ここにタイヤが入っているそうだ。
ほら、ここにも。
運転席。座席に座ってみた。
計器類。真ん中のレバーが、前進・後退を切り替えるレバー。右下のスイッチは客席ドアの開閉スイッチ。モノレールは
ワンマンになった
ので、こういうスイッチも運転席に付いたのだそうだ。
ちなみに、フロントウインドウの上部には、ホームの様子を映すモニターがあった。
マスコン。
前方がブレーキ、手前が加速。
レバーについているボタンを握って押して、手前に。
右下の白いスイッチが、電灯だったかな。
車内放送用マイク。このときも使える状態で、僕が見る前に入っていた子供が、「次は〜浜松町、JR線はお乗換えです」と放送していた。
検査場。
タイヤの状態チェック。
下にもタイヤは付いているのだ。
この検査場はヘルメット着用。これは僕の頭。
頭はでかい方なんだが、すっぽり入っていい感じ。以前建設中のビルを仕事で見に行ったときにはヘルメットが小さくて、凹んだものだよ。
あれが洗車機。最初モノレール乗車体験で、モノレールに乗ったままあの洗車機を通ったんだが、真っ暗になって撮影できなかったのだ(;´д⊂
ガソリンスタンドにある、自動車の洗車機と同じ。通常の汚れはこれでざっと洗い流すだけとのこと。
すべての見学を終了。2時間かかったよ。
炎天下の中、ほとんど外に出てたから、日に焼けた。車両の中は冷房効きすぎて気持ちいい。孫と一緒に来たおばあさんも笑顔で休んでた。
こういう社会勉強はすごく面白いね。
浜松町に折り返して帰るのもあれなので、勢いで羽田空港へ。屋上から撮影。
今日は風が強かった。