このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

ベストナイン2001年度

野手

2001年に規制打席に達した野手は以下の通りである。
礒部公一、小笠原道大、小坂誠、塩崎真、中村紀洋、バルデス、松中信彦(五十音順、敬称略)
なんと全員パ・リーグ。
これだけだと足りないので、海をわたった
イチロー選手も入れちゃいます。
捕手として
カツノリ選手に加わってもらうことにする。

打順、守備位置、2001年の成績

は規定打席到達、赤字はリーグトップの成績
打順守備位置選手2001年所属試合打席得点安打打点三振四死球盗塁打率
1センターイチロー51シアトルマリナーズ1272428695356.350
2ファースト小笠原 道大2日本ハムファイターズ1406431081953286102671.339
3DH松中 信彦3福岡ダイエーホークス130551811603212277672.334
4サード中村 紀洋5大阪近鉄バファローズ140637109168461321061083.320
5ライト礒部 公一8大阪近鉄バファローズ14060482172179559567.320
6レフトバルデス福岡ダイエーホークス13761195163218185771.310
7セカンド塩崎 真31オリックスブルーウェーブ12848958132445915810.262
8キャッチャーカツノリ50阪神タイガース5295320062860.211
9ショート小坂 誠1千葉ロッテマリーンズ14065779144135707832.262

1番・センター・イチロー・51
トップバッターは海をわたったイチロー選手。
メジャー挑戦の前は成功するかしないか、3割越えれば上出来だろうといわれるなか、
なんと
首位打者をとってしまいました。
メジャーでは通用しないとのたまわっていた人はなんと弁明するんでしょうかねえ。
さらにメジャー新人記録を打ち立てる
最多安打盗塁王も獲得しました。
首位打者&盗塁王は52年ぶり6人目のことだって。
極めつけはやはりア・リーグ
MVPでしょう。当然新人王も。スゴイね。すごすぎる。
その他では、
得点2位得点圏打率1位(.445)。
守備はマリナーズでもライトだが、ここは他の選手との関係上、センターを守ってもらうことに。

2番・ファースト・小笠原道大・2
2番打者はもちろん「恐怖の2番打者」小笠原選手である。
しかし2001年はチームの事情もあり1番を任せられることが多かった。
2001年も
最多安打で195本打ったが、これは1994年のイチロー選手につぐ年間安打記録。
惜しくも
打率2位だったが、他にも得点3位二塁打3位塁打2位本塁打8位と、
打撃部門のいたるところで名前が載っている。

ファーストでは他のチームの強豪を抑えベストナインに輝いた。
また3年連続で
ゴールデングラブ賞にも選ばれた。

3番・DH・松中信彦・3

3番打者は2000年度のMVP、松中選手です。
打撃ではほとんどの部門でMVPをとった前年よりも成績を伸ばしている。
ただ、順位にすると
本塁打7位打点5位となり前年より落ちてしまう。
しかし、
打率3位長打率3位は立派な成績だ。
守備はファーストをつとめているが、ここにはゴールデングラブの小笠原選手がいるので、
松中選手にはDHをまかせてもらうことにした。


4番・サード・中村紀洋・5

4番はいまや「日本の4番」といっても過言ではない中村紀洋選手。
今年もフルスイングで、リーグ制覇の立役者の両輪の1つを果たしました。
打点と出塁率で1位得点と四球と長打率で2位本塁打と塁打で3位という文句なしの成績。
当然ながら
ベストナイン。これは3年連続4回目。
守備でも3年連続のゴールデングラブ賞
ちなみに、3年連続して
併殺打王でもあります。

5番・ライト・礒部公一・8
5番には磯部選手を大抜擢。でも大抜擢ではないか。
バファローズの5番打者として
打点9位の95打点を稼ぐ。
そして際立つのが
得点圏打率1位他には二塁打2位
外野手として
ベストナインも獲得しました。
開幕直前に捕手失格の烙印を押されましたが、それがかえってよかったですね。


6番・レフト・バルデス・32

6番はホークスの助っ人バルデス選手。
地味ながら
打率8位を残しました。
外国人選手がクリーンナップにも入れないのだから昭和48年会の層の厚さを感じます。


7番・セカンド・塩崎真・31

7番には
ブルーウェーブの塩崎選手。
ショートにはマリーンズ小坂選手がいるので、セカンドを守ってもらうことに。
本来ならばここにもバファローズ武藤選手というライバルがいるのだが、彼は今年出場機会なし。
得点圏打率2位と勝負強いのが特徴。
昭和48年会は左打者が多いので、貴重な右打者です。


8番・キャッチャー・カツノリ・50

問題はキャッチャーなんだよなあ。いつも迷う。
今年はバファローズ礒部選手をライトにしたので、いよいよ手薄になってしまった。
そんなわけでキャッチャーはタイガースのカツノリ選手。
オヤジをまねてプレイングマネージャーか。
オフクロにはまねないでね。

9番・ショート・小坂誠・1

ラストバッターはマリーンズの小坂選手。
守備位置はもちろんゴールデングラブ賞にも輝いたショートストップ。
役どころとしては、上位打線へのつなぎ役か、上位打線へのチャンスメーカー。
最多打席最多三塁打。なんと犠飛2位という意外な面も。
盗塁2位だが、最多盗塁刺でこれは3年連続。

投手

は規定投球回到達、赤字はリーグトップの成績
選手名2001年所属試合投球回奪三振与四死球自責点防御率
先発石井 一久16ヤクルトスワローズ271260175.017387663.39
先発三浦 大輔18横浜ベイスターズ261160168.213555542.88
先発黒木 知宏54千葉ロッテマリーンズ171140125.08930423.02
先発門倉 健23大阪近鉄バファローズ32850123.112251896.49
先発谷中 真二1阪神タイガース25730109.14350393.21
中継岡本 晃16大阪近鉄バファローズ61448102.17336312.73
中継岡本 克道45福岡ダイエーホークス6654163.25226202.83
中継小林 幹英29広島東洋カープ5131165.26844253.43
中継三井 浩二29西武ライオンズ2933088.07049515.22
抑えカルロス ミラバル00日本ハムファイターズ51261855.04318213.44

先発・石井一久・16
先発の一番手は今年もスワローズ・石井一久選手。貴重な左腕投手。
開幕投手となった2001年はチームも日本一となった。
投球回数を抑えていたので勝数もあまり増えなかったのかな。
しかし12勝は昭和48年会でもトップの成績。

日本シリーズ第1戦の投球は圧巻でした。

先発・三浦大輔・18

先発の二番手は「ハマの番長」三浦大輔投手。ベイスターズのエースだ。
2001年も11勝と毎年安定した成績を残している。
7年連続して規定投球回に達しているところがえらいね。
2001年は開幕第2戦に先発し、21世紀のチーム初勝利投手となった。


先発・黒木知宏・54

先発の三番手は「ジョニー」黒木投手。
開幕9連勝と完全に波のりだったが、途中で故障してしまったのが残念でしかたがない。
本来ならば一番手、二番手の立場にあってほしいが、この成績ではやはり三番手の格付け。

これからも「日本のエース」として活躍を期待します。

先発・門倉健・23

先発の四番手はバファローズの門倉投手。
元・ドラゴンズということで毎年期待しているんだがなあ。
2001年は開幕投手をつとめたけど、ポコポコ打たれるし。
被本塁打王は返上してね。

先発・谷中真二・1

先発の五番手はタイガースの谷中投手。
ライオンズから移籍した今シーズンは7勝3敗と、タイガースではかなりいい成績を収めました。
ただし
与死球王という不名誉な記録も。ぶつけたいのか?

中継・岡本晃・16

中継の一人目はバファローズの岡本晃選手。
バファローズの弱投をよく支えてくれました。
ロングリリーフも可能です。

中継・岡本克道・45
中継の二人目はホークスの岡本克道投手。
ダブル岡本ですね。こちらはどちらかというとワンポイントタイプか。


中継・小林幹英・29

中継の三人目はカープの小林幹英投手。
1998年のルーキー時代は抑えをまかせられていた。復帰してきました。

中継・三井浩二・29

三井投手は貴重な左の中継投手。
打者は左ばかりなのに、投手の左は薄いのがいたい。
ブルーウェーブの岩下投手は闘病中だとか。ガンバレ!

抑え・ミラバル・00
抑えはファイターズの助っ人・ミラバル投手。

抑えにしては防御率が3点台なのがあいかわらずの不安材料。

昭和48年会に戻る

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください