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2001年に規制打席に達した野手は以下の通りである。
礒部公一、小笠原道大、小坂誠、塩崎真、中村紀洋、バルデス、松中信彦(五十音順、敬称略)
なんと全員パ・リーグ。
これだけだと足りないので、海をわたったイチロー選手も入れちゃいます。
捕手としてカツノリ選手に加わってもらうことにする。
打順、守備位置、2001年の成績
打順 | 守備位置 | 選手 | 背 | 2001年所属 | 投 | 打 | 試合 | 打席 | 得点 | 安打 | 本 | 打点 | 三振 | 四死球 | 盗塁 | 打率 |
1 | センター | イチロー | 51 | シアトルマリナーズ | 右 | 左 | 127 | 242 | 8 | 69 | 53 | 56 | .350 | |||
2 | ファースト | 小笠原 道大 | 2 | 日本ハムファイターズ | 右 | 左 | 140 | 643 | 108 | 195 | 32 | 86 | 102 | 67 | 1 | .339 |
3 | DH | 松中 信彦 | 3 | 福岡ダイエーホークス | 左 | 左 | 130 | 551 | 81 | 160 | 32 | 122 | 77 | 67 | 2 | .334 |
4 | サード | 中村 紀洋 | 5 | 大阪近鉄バファローズ | 右 | 右 | 140 | 637 | 109 | 168 | 46 | 132 | 106 | 108 | 3 | .320 |
5 | ライト | 礒部 公一 | 8 | 大阪近鉄バファローズ | 右 | 左 | 140 | 604 | 82 | 172 | 17 | 95 | 59 | 56 | 7 | .320 |
6 | レフト | バルデス | 福岡ダイエーホークス | 137 | 611 | 95 | 163 | 21 | 81 | 85 | 77 | 1 | .310 | |||
7 | セカンド | 塩崎 真 | 31 | オリックスブルーウェーブ | 右 | 右 | 128 | 489 | 58 | 132 | 4 | 45 | 91 | 58 | 10 | .262 |
8 | キャッチャー | カツノリ | 50 | 阪神タイガース | 右 | 右 | 52 | 95 | 3 | 20 | 0 | 6 | 28 | 6 | 0 | .211 |
9 | ショート | 小坂 誠 | 1 | 千葉ロッテマリーンズ | 右 | 左 | 140 | 657 | 79 | 144 | 1 | 35 | 70 | 78 | 32 | .262 |
1番・センター・イチロー・51
トップバッターは海をわたったイチロー選手。
メジャー挑戦の前は成功するかしないか、3割越えれば上出来だろうといわれるなか、
なんと首位打者をとってしまいました。
メジャーでは通用しないとのたまわっていた人はなんと弁明するんでしょうかねえ。
さらにメジャー新人記録を打ち立てる最多安打。盗塁王も獲得しました。
首位打者&盗塁王は52年ぶり6人目のことだって。
極めつけはやはりア・リーグMVPでしょう。当然新人王も。スゴイね。すごすぎる。
その他では、得点2位、得点圏打率1位(.445)。
守備はマリナーズでもライトだが、ここは他の選手との関係上、センターを守ってもらうことに。
2番・ファースト・小笠原道大・2
2番打者はもちろん「恐怖の2番打者」小笠原選手である。
しかし2001年はチームの事情もあり1番を任せられることが多かった。
2001年も最多安打で195本打ったが、これは1994年のイチロー選手につぐ年間安打記録。
惜しくも打率2位だったが、他にも得点3位、二塁打3位、塁打2位、本塁打8位と、
打撃部門のいたるところで名前が載っている。
ファーストでは他のチームの強豪を抑えベストナインに輝いた。
また3年連続でゴールデングラブ賞にも選ばれた。
3番・DH・松中信彦・3
3番打者は2000年度のMVP、松中選手です。
打撃ではほとんどの部門でMVPをとった前年よりも成績を伸ばしている。
ただ、順位にすると本塁打7位、打点5位となり前年より落ちてしまう。
しかし、打率3位、長打率3位は立派な成績だ。
守備はファーストをつとめているが、ここにはゴールデングラブの小笠原選手がいるので、
松中選手にはDHをまかせてもらうことにした。
4番・サード・中村紀洋・5
4番はいまや「日本の4番」といっても過言ではない中村紀洋選手。
今年もフルスイングで、リーグ制覇の立役者の両輪の1つを果たしました。
打点と出塁率で1位、得点と四球と長打率で2位、本塁打と塁打で3位という文句なしの成績。
当然ながらベストナイン。これは3年連続4回目。
守備でも3年連続のゴールデングラブ賞。
ちなみに、3年連続して併殺打王でもあります。
5番・ライト・礒部公一・8
5番には磯部選手を大抜擢。でも大抜擢ではないか。
バファローズの5番打者として打点9位の95打点を稼ぐ。
そして際立つのが得点圏打率1位。他には二塁打2位。
外野手としてベストナインも獲得しました。
開幕直前に捕手失格の烙印を押されましたが、それがかえってよかったですね。
6番・レフト・バルデス・32
6番はホークスの助っ人バルデス選手。
地味ながら打率8位を残しました。
外国人選手がクリーンナップにも入れないのだから昭和48年会の層の厚さを感じます。
7番・セカンド・塩崎真・31
7番にはブルーウェーブの塩崎選手。
ショートにはマリーンズ小坂選手がいるので、セカンドを守ってもらうことに。
本来ならばここにもバファローズ武藤選手というライバルがいるのだが、彼は今年出場機会なし。
得点圏打率2位と勝負強いのが特徴。
昭和48年会は左打者が多いので、貴重な右打者です。
8番・キャッチャー・カツノリ・50
問題はキャッチャーなんだよなあ。いつも迷う。
今年はバファローズ礒部選手をライトにしたので、いよいよ手薄になってしまった。
そんなわけでキャッチャーはタイガースのカツノリ選手。
オヤジをまねてプレイングマネージャーか。
オフクロにはまねないでね。
9番・ショート・小坂誠・1
ラストバッターはマリーンズの小坂選手。
守備位置はもちろんゴールデングラブ賞にも輝いたショートストップ。
役どころとしては、上位打線へのつなぎ役か、上位打線へのチャンスメーカー。
最多打席で最多三塁打。なんと犠飛2位という意外な面も。
盗塁2位だが、最多盗塁刺でこれは3年連続。
選手名 | 背 | 2001年所属 | 投 | 打 | 試合 | 勝 | 敗 | S | 投球回 | 奪三振 | 与四死球 | 自責点 | 防御率 | |
先発 | 石井 一久 | 16 | ヤクルトスワローズ | 左 | 左 | 27 | 12 | 6 | 0 | 175.0 | 173 | 87 | 66 | 3.39 |
先発 | 三浦 大輔 | 18 | 横浜ベイスターズ | 右 | 右 | 26 | 11 | 6 | 0 | 168.2 | 135 | 55 | 54 | 2.88 |
先発 | 黒木 知宏 | 54 | 千葉ロッテマリーンズ | 右 | 右 | 17 | 11 | 4 | 0 | 125.0 | 89 | 30 | 42 | 3.02 |
先発 | 門倉 健 | 23 | 大阪近鉄バファローズ | 右 | 右 | 32 | 8 | 5 | 0 | 123.1 | 122 | 51 | 89 | 6.49 |
先発 | 谷中 真二 | 1 | 阪神タイガース | 右 | 右 | 25 | 7 | 3 | 0 | 109.1 | 43 | 50 | 39 | 3.21 |
中継 | 岡本 晃 | 16 | 大阪近鉄バファローズ | 右 | 右 | 61 | 4 | 4 | 8 | 102.1 | 73 | 36 | 31 | 2.73 |
中継 | 岡本 克道 | 45 | 福岡ダイエーホークス | 右 | 右 | 66 | 5 | 4 | 1 | 63.2 | 52 | 26 | 20 | 2.83 |
中継 | 小林 幹英 | 29 | 広島東洋カープ | 右 | 右 | 51 | 3 | 1 | 1 | 65.2 | 68 | 44 | 25 | 3.43 |
中継 | 三井 浩二 | 29 | 西武ライオンズ | 左 | 左 | 29 | 3 | 3 | 0 | 88.0 | 70 | 49 | 51 | 5.22 |
抑え | カルロス ミラバル | 00 | 日本ハムファイターズ | 右 | 右 | 51 | 2 | 6 | 18 | 55.0 | 43 | 18 | 21 | 3.44 |
先発・石井一久・16
先発の一番手は今年もスワローズ・石井一久選手。貴重な左腕投手。
開幕投手となった2001年はチームも日本一となった。
投球回数を抑えていたので勝数もあまり増えなかったのかな。
しかし12勝は昭和48年会でもトップの成績。
日本シリーズ第1戦の投球は圧巻でした。
先発・三浦大輔・18
先発の二番手は「ハマの番長」三浦大輔投手。ベイスターズのエースだ。
2001年も11勝と毎年安定した成績を残している。
7年連続して規定投球回に達しているところがえらいね。
2001年は開幕第2戦に先発し、21世紀のチーム初勝利投手となった。
先発・黒木知宏・54
先発の三番手は「ジョニー」黒木投手。
開幕9連勝と完全に波のりだったが、途中で故障してしまったのが残念でしかたがない。
本来ならば一番手、二番手の立場にあってほしいが、この成績ではやはり三番手の格付け。
これからも「日本のエース」として活躍を期待します。
先発・門倉健・23
先発の四番手はバファローズの門倉投手。
元・ドラゴンズということで毎年期待しているんだがなあ。
2001年は開幕投手をつとめたけど、ポコポコ打たれるし。
被本塁打王は返上してね。
先発・谷中真二・1
先発の五番手はタイガースの谷中投手。
ライオンズから移籍した今シーズンは7勝3敗と、タイガースではかなりいい成績を収めました。
ただし与死球王という不名誉な記録も。ぶつけたいのか?
中継・岡本晃・16
中継の一人目はバファローズの岡本晃選手。
バファローズの弱投をよく支えてくれました。
ロングリリーフも可能です。
中継・岡本克道・45
中継の二人目はホークスの岡本克道投手。
ダブル岡本ですね。こちらはどちらかというとワンポイントタイプか。
中継・小林幹英・29
中継の三人目はカープの小林幹英投手。
1998年のルーキー時代は抑えをまかせられていた。復帰してきました。
中継・三井浩二・29
三井投手は貴重な左の中継投手。
打者は左ばかりなのに、投手の左は薄いのがいたい。
ブルーウェーブの岩下投手は闘病中だとか。ガンバレ!
抑え・ミラバル・00
抑えはファイターズの助っ人・ミラバル投手。
抑えにしては防御率が3点台なのがあいかわらずの不安材料。
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