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2003年12月

2003年12月12日(金)

OSPAスポーツ大学の修了式があった。
5月から通い始めていたけど、前半(7月まで)は文化学科の1回を除き全部出席していたけど、
後半(9月から)はサボりが多くなっちゃったなぁ。そのせいで先週なんか思いっきり忘れていたし。
7割出席していれば修了証をいただけるけど、ほとんど前半の貯金でもらったようなものだった。
大阪体育大学の先生方が講師となるのだけど、かなり専門的で、私にもついていけないところがあった。
おじいさんおばあさんも多く参加していたのだけど、彼ら/彼女らが講義についていけたのかはちょっと疑問。
前年に堺市のスポーツ指導者養成講座を受けたけど、それとはかなり違った感じがした。
堺市の方は実技もあってグラウンドゴルフとかターゲットバードゴルフとか車イスハンドボールとか体験できたけど、
大阪市の方は講義ばかりでした。実技も少し欲しいと思ったけど、百数名が聴講しているので、一度には無理っぽい。

この日は特別講義として女子マラソンの有森裕子さんのお話があった。
さすがに講演に慣れているためか、話はうまかったけど、終了する時間を間違えておられて
(19時半開始で、20時半終了だったのだけど、20時に終わらせるものだと思っていらした。講義が終わったのは20時15分)
最後はちょっとグタグタになっていました。けれどもその分質疑応答に時間が費やされて逆に良かった。
質問は3人の方がなさっていたけど、その質問内容にウマイとうなってしまた。
まず最初の方の質問は「自分で自分を誉めてあげた」という言葉について。
あれは有森さんのオリジナルではなく、全日本女子駅伝の時のどなたかの詩が本家のようだ。
2人目の方の質問は、オリンピックの選考会について。かなりイタイところを突いたわけです。
ただ彼女が言うには、そっと見守っていて欲しい、どんな形にしろ報道でいろいろ言われて一番傷つくのは結局選手なのだから、と。
オリンピックに関する質問がちょっとピリピリしたところで、最後の質問は指導者についてのこと。これも場の雰囲気をよんだなかなかのものでした。
有森さんは高校、大学、社会人と陸上部に所属していたけど、技術を学んだのは意外にも社会人時代の小出監督からで、
他はメンタル面を学んだとかおっしゃっていました。
高橋尚子選手と同じく、高校・大学時代はあまり芳しい成績は残せていなかったみたいです。
講義の中で出てきた人物といえば小出監督のみ。高校時代の監督も出てきたけど、名前は出てきませんでした。
2番目のオリンピック選考会についての質問で、松野明美選手と鈴木博美選手の名前が出てきたけど、
結局最後まで高橋尚子選手の名前は出てきませんでした。
何かあるのでしょうか、質問者もそれがわかってか、高橋選手に関しては何も言いませんでした。
質問も含めてかなり有意義な時間を過ごすことができました。

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