このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

蒲郡公園球場

観戦記 (たかはしさん)

 5月19日蒲郡公園球場でウエスタンリーグ中日−ダイエー戦を観戦しました。
 蒲郡では毎年この時期にウエスタンリーグが開催されているようです。試合開始1時間ほど前に小雨がぱらついたもののその後は薄日もさすくらいに回復し無事開催されました。
 まず、この球場の名前は正式には何というのかがよくわかりません。球場スタンド金網フェンスには「蒲郡球場」、球場正面の植栽文字や道路看板は「公園グランド」となっています。「形原球場」とも呼ばれるようです。以前ここが、高校野球愛知予選に使用されていたときは、中日新聞では「蒲郡公園球場」として結果や予定が掲載されていました。そのせいか、私は「蒲郡公園球場」の呼び名に愛着があります。
 球場の規模は中堅119メートル、両翼93メートル、客席は内野が長椅子式、外野は芝生席、スコアボードは手動式。3塁側スタンド最上段から後ろを振り返れば三河湾を見ることができます。ナイター競艇で知られる蒲郡ボートの照明塔も確認できます。
 試合は、序盤からダイエーが得点を重ね、7−2で快勝。ホームランは最終回にダイエー大野が正津から放った1本のみ。中日の4番に入った山崎武は注目を集めましたが4−0。
 試合前にスコアボードの裏側に回ってみたら、5人くらいの人がいて、控えの選手名も含めて準備万端の気配。中盤くらいから両軍選手が代わり始めました。確か始めの2人までは放送後すぐに交代選手の名前が出てきたのですが、そのあとは違う名前が出てきたりで、係の人も混乱して大変だったんだろうなと思います。
 それからここには、4基の照明塔があるのですが、内野の2基は脚が内野スタンドの最前列よりに建っています。普通は場外や、スタンドの場合でも後方にあることが多いと思います。もしも満員になった場合には脚の影でよく見えない人が出そうです。
 試合後は、選手を間近で見ようとバスの周りにお客さんが集まっていました。ちなみに翌日の中日新聞によれば観衆は4,500人とのことでした。

(2002年5月28日)

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