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豊川いなり外苑球場から西へ約1200mのところに豊川市営野球場がある。完成年月は1953年6月。この地はかつて本野ヶ原といい、一面は林野・草原に覆われていた。この地に豊川海軍工廠ができたのは1939年のことである。この豊川海軍工廠は終戦直後に閉鎖され、跡地は陸上自衛隊豊川駐屯地や工業団地になっている。
豊川市営野球場はこの直接の跡地というわけではないが、跡地の南側に設けられた。周りには豊川市役所や警察署、消防本部などがあり豊川市の行政中心地である。豊川市営野球場の一帯は豊川運動公園となっており、陸上競技場、プール、テニスコート、総合体育館などのスポーツ施設がある。
解説 (たかはしさん)
昭和48年に市田町の一部その他からなる諏訪が誕生したので、所在地はオープン時は市田町であったが、現在は諏訪一丁目である。
『体育施設全書・野球場』には、「唯一の円形球場」(当時)とあるが、その後改修があった。右翼フェンス後方に見られる土盛りは、あるいは円形当時の名残であろうか?ここは以前来ているはずだが、記憶に残っていない。
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