このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

洲崎球場
1万分の1地形図 「洲崎」 昭和5年測図 昭和12年修正測図

洲崎球場は1936年(昭和11年)完成なので、完成間もない頃の地形図である。
どこが野球場かわかりますか?
実は中央上の正方形の地が野球場である。
洲崎球場にはスタンドがあったので、この地形図はまだ野球場が完成していないときに修正したのであろうか?
洲崎球場の近くに「城東電気軌道」が走っており、最寄駅もみられる。
この路面電車が「洲崎決戦」の観客を運んだのであろうか?
野球場の右下に「東京市」という文字がある。当時はまだ東京も市であった。
この図の左端(西端)に「洲崎弁天町二丁目」の文字があるが、そこはかつて遊郭であった。
現在は洲崎球場の周辺も工業地帯となり、野球場の面影はまったくみられない。

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