このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

大津市営皇子山球場

 大津市御陵町に所在する野球場。御陵町にはその名の通り、弘文天皇長等山御陵が存在する。弘文天皇とは672年の壬申の乱で大海人皇子に敗れた大友皇子のことである。御陵町には大津市役所も所在する。
 明治時代に軍隊がおかれて練兵場になっていたが、第二次世界大戦後に米軍に接収された。返還後にまず置かれたのが野球場である。1960年7月18日竣工。両翼91.4m、中堅118.9mと当時としては標準的なサイズであった。その後、陸上競技場などが設置され、一帯は総合運動公園になっている。
 プロ野球ではオープン戦に用いられたことはあるが、公式戦は残念ながら行われたことがないようである。
 ちなみに、皇子山の北の錦織町に1949年10月8日に県営の滋賀球場というのが設置されたらしいが、詳しい場所はわからない。

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