このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

豊楽園球場

 豊楽園球場は1948年7月21日、小倉市浅野町に開設された。浅野町は小倉市博労町地先の埋立地のことで、地名は施工者浅野総一郎にちなみ命名された。
 第二次大戦ころまでは工場の立地が少なかったが、戦後に設けられたものとしてこの野球場がある。運営は小倉市営とも、株式会社豊楽園によるともいわれている。
 1958年に小倉球場(現北九州市民球場)が開設するまで、小倉随一の野球場として、実に70試合もの公式戦がこの豊楽園球場で行われた。
 その後、同球場跡地も含めて工場、ビル、アパートなどが建設された。
 当地はJR小倉駅北口の北九州市小倉北区浅野2丁目にあたるが、野球場の面影はどこにもない。「豊楽園」という地名すら見当たらない。

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