このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
- 楓 ふたたび -
040311 ->040312
2004年春、JR北海道ダイヤ改正の実施。
そのとき楓駅の最終営業日も明らかになりました。
2004年3月12日の運転を持って、
楓駅は営業を終了します。
わたしは丁度、生活が変わる節目で
まだ、時間に余裕を作ることができたので
(翌々日に同人誌即売会とか
更に次の日は卒業式とか予定はあったけれど)
北海道へ行き、
楓駅の最後の日に立ち会い、
お別れをしてきました。
定期列車の最終列車を見送り、
元々は炭鉱の町であった
楓を歩きました。
現地の人は見かけなかったのですが、
野良猫一匹とだけ遇いました。
二、三時間に一本路線バスが楓の集落を通過します。
(登川方面)−楓三区−楓四区−楓生活館−楓市街−(新夕張方面)
バスで新夕張に戻り、
最終営業となる臨時列車の賑わいを味わい
楓駅 営業終了臨時列車
[運転日 2004年3月6,7,12日]
新夕張
10時20分頃発
→
楓
10時29分頃着
楓
10時50分頃発
→
新夕張
10時58分頃着
私は言いました。
さようなら。
楓駅。
1970年頃、北海道道央を横断する石勝線がまだ未開通で
炭鉱路線が数多く生き残っていた時代です。
新夕張駅は石勝線開通時に紅葉山駅から改称されました。
楓駅の私製時刻表です。
左は東海道新幹線が博多まで開通した1975年の時刻表、
右が廃止される2004年3月12日までの時刻表です。
200人近く詰めかけた鉄道ファン。
定期列車にお別れに来た親子連れ。
団地から最終列車に手を振っていた人。
最終列車が最終乗務となった車掌さん。
最終列車で流れた、くたびれたオルゴール。
忘れないで居たいです。
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