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 | 出来の良いアリイE10 | |
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以前に、小改造の頁にて紹介済みだったE10をREF製のナンバーも付いて完成した姿が本機。
5号機とする予定でしたが、結果的にはトップナンバーとしました。意外にもアリイ製品とし
ては“素”の状態でシルエットが良い好製品なので、凝った追加工作は行わず控えめに仕立て
ました。
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| 製品では点灯する煙室庫上の前照灯は、あえて非点灯としKATO製のパーツに交換。その替わり
製品で付かない方を、キングス製の白色ＬＥＤユニットにて点灯化を施しました。
水タンク上の吊り金具や手すりは、自分としては珍しく今回に初めて市販のエッチングパーツ
を用いてみました。前照灯の点灯化に伴い、手すり等の追加も行いましたが、これもエッチン
グパーツを使っています。
まぁ、ボイラーのパーティングラインの消し等、基本的な事は行っていますが、後は特に凝っ
た事は行わず、製品の持ち味を生かす方向で仕上げました。
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| そんな上回りに対し、下回りの配管は全て金属素材で作り直し。アリイ製品とは異なる形態に
し、トレインショップ製品とほぼ同じ配管にしてあります。後は窓ガラスを窓セルに置き換え
ました。
塗装は今まで通りエアブラシにて、煙室庫付近のみ艶消し度を高め、KATOの9600の様な色調
にしました。その上で、これまた自分としては珍しくエコーのウェザリングブラックにて整え
ています。以上、とてもシンプルな工作でしたが、元々ARII製品の出来が良いので、あまり手
を煩わす事もなく実機の持つ質感が更に向上したと思います。
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...とは言え、ARII製E10の出来には100%満足のゆく内容でも無く、フランジレス動輪が実機
と異なるので以後の再生産では付属の２軸貨車を省いても私は一向に構いません。4110同様
（付属の貨車は不要と思うお方も多いのでは？）是非とも改善を御願いしたい処。
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