このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


C5552号機(KATO改造)



市販プラ製品のスタンダード的な改造 

既に他の鉄道会社に譲渡した車輌ですが、当機関庫における市販プラ完成品ベースの改造車輌
としては標準となる工作内容の1両で、ボイラー上の配管の作り直し等の凝った工作は行って
いませんが前端梁の金属化に伴い、エアホースの取り付け、既にお馴染みの鎖はワールド工芸
のストラクチャーキットの余剰部品を利用.....そもそも52号機としたのは目下制作中のC5560
キットでは不要となる52号機専用デフの有効利用を考えた結果、これにリンゲルマン濃度計の
追加と、煙室庫前面のデティールの改善〜ハンドレール、扉の取っ手、ナンバー取り付け方式
の手直し(C62各種で行っている方式ね。)それとフィールの余剰パーツからキャブ下の一体
式デティールパーツを追加した内容と、以上が本機の主たる特徴です。          


 

テンダーの方は溢水管の取り付け、金属線による手すりの表現、ステップ類の追加・交換等々...
ボイラーにATS発電機があるので、テンダーの台車間にも車上子も付けるのはデフォですね。
まぁ、エンジンその他にもまだ細かいパーツの追加とかはありますが、特に明記するほどでも
ないので、この車輌についてはココでおしまい。                    

塗装は艶消し黒をエアブラシで、全面的にパステル粉を用いたウェザリングを施してみました。
(一般的には、九州の蒸気は綺麗というイメージがありますが、本機は末期の姿ということも
あり、通常よりも汚れを意識して仕上げています〜九州のイメージには相応しくない?と思い
の方々も居られましょうが....(蒸気終焉の頃の実機は、今回の作例よりも更に各部の表面に錆
が広範囲に渡って生じております。)流石に同じ様なウェザリングを施すと模型車輌としては
諄いと思い、この様な感じで留めてあります。                     

種車が門デフ装備のKATO製品だから、既に九州の標準形態をみせている為、配管類の変更無
しでも、実機の52号機に対して大きなデティールの変更無く、仕立てられます。      


特に独自の形態を持つ52号機のデフ、それ故に、Nとしては最強の門デフではないか?と思え
る程、協力無比、とても頑固に固定することが出来ました。少し指に強く力を入れて摘んでも
びくともしません。この状態で車体を摘み上げる事も可能です。(笑)          






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しらさぎ鉄道(株)

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