このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


C57(宮崎時代)



C57117(一次型) 


今ではARIIやキングスで各種のお召し専用機が発売されていますが、自分の中ではなんと言っても
お召し機はこのC57117号機!(そんな自分と同じご意見のお方も少なくないはず!)     

同機は、いずれワールド工芸のキットでも製作するつもりでしたので、先ずKATO製品を種車にして
模型化した時のイメージを捉えてみたのですが、結果的にARII製品を意識した塗色となって、これが
良かったのか、悪かったのか?(概ね、多くの方々の御支持を頂いたので、結果オーライでした。)

さて実機は、各部に三次型の部品を組み込んでいる事から、KATO製C57-180(NO.2013)を種車に
1次型に直してあります.....これはC57という機体が1〜3次型までは、ボイラーやキャブのサイズに
差異が見られないという事や、九州のC57はランボード下の配管も3次型に似ているという事にも
助けられました。                                    

尚、素直にKATOの1次型(門デフ)を種車にした方が、今回の作例よりも更に簡単な工作で仕立て
られると思いますし(但し、汽笛のモールドを取り去る必要が生じますが)正直、KATOM製品での
1次型と3次型との細部に於けるデティールの差異を理解しがたい部分がおありかと思います。。。

でも、同機の素性を考えると....3→1次型にと、こんな些細な拘りがワタシらしいでしょ。(^^;)  



さて、延長されたキャブ屋根をレーザーソーで切断、第一砂撒き管の新設、増炭囲いの取り付けが
工作の必要最低限、続いて各部の配管やステップ類の直し等の変更点も全て、今まで通りの作例に
準じています。目新しい処としては、市販プラ完成品にデフ裏のモールドを追加した点!    

デフ自体はワールドの余剰パーツですが、今回ではC5560で得たノウハウによりデフ裏の補強リブ
も再現し、取り付け足となるステー裏のアングル表現は、前回と異なり(“TIPE C”とでも呼称し
ましょうか)隣銅線を貼り付けただけですが、Nというスケールに助けられ不思議とアングルに見
えるので(>大収穫!)労をしないで仕立てる事が出来ました......問題なく安心してワールドキット
にも応用出来ますね。デフの車体への組み付けもC62でご覧頂いた方法ですので、繊細ながらも堅
牢・強固になりました....それから、繰り出し管は前述のC57169で行った方法そのもの。それから
石炭も積み直してみました。                               

お召し機としての特徴として機関車前面に掲揚された日章旗の存在。これはARII製品も含め、イマ
イチなので、旗竿は洋白線、竿の先はハンダの玉をハンダ付け。旗本体は極薄0.05tの真鍮で製作
しました。車体が静止中に風で棚引いている姿を模写しましたが、雰囲気は良く出ていると思いま
す。次に菊の紋章ですが....これはあいにく市販化されているパーツが入手出来ず、桜の紋章。(^^;)

実は、バンダイのパトレイバー(爆)の部品をそれらしく菊に手直ししてあるので、少し辛い処。
よって、今後、菊の御紋のパーツがどこかで発売もしくはキングスで再販されたら即交換できる様
にと配慮してありますが、やはり制作者として少なからず気掛かりですね。          

塗装に関しては、冒頭で述べた通り、ARII製品のお召し機に並べた事を想定して、同じ様な仕立て
としました。実は塗装について、今回の作例では最も悩んだ処でして「玩具然とせずに実機を思わ
せる仕立てにはどの様な塗装が好ましいか?」塗装に入る前にいろいろと艶の具合を試みたのです
が、これがなかなか「ピン!」と来なくて、結果的にARIIに近いイメージで仕立てる事になりまし
た。                                          

が、それでも多くの方々からの御支持を受けたのは自分にとっては本当に意外でした。塗装自体に
は破綻を来してはいないので、かなり綺麗に仕上がってはいます。それでも綺麗すぎる感じがしな
いでもないと(C57117に限らず)お召し牽引機の実機資料を幾度と無くみましたが....意外にや、
実機がそもそも玩具っぽいのですね。(笑)...そこで参考程度に天賞堂のHO製品も調べたらこれ
またARII製品と同じような雰囲気.....「あぁ、これがお召し機なのねっ!」          
あっさり納得したのでした。                               

.....ンで、納得しちゃうと厳禁なモンで、自分のお気に入りの1両となって、ワールド工芸キットで
同機を製作するのは止めた程.....後にも先にも当機関庫では唯一のお召し牽引機として、無事に出庫
しました。                                       





C57169(二次型)


こちらは小改造の頁と共に一度は消えたC57169、この場にてめでたく復活です。前述のC57117を
語るにあたり、117号機よりも遙か以前に仕上げたこちらの車輌も紹介します。種車は同じKATO製
C57-180NO.2013)を使っていますが、こちらの作例では、製品化のされていない二次型にと仕立て
てあります。                                       

工作内容は、延長されたキャブ屋根部分をレーザーソーで...先台車輪をスポークに変更、テンダーの
石炭も重油タンクのない部品に換装、特徴ある曲がりくねった繰り出し管は、ワールドキットで余剰
となる部品を取り付けました。大変に大雑把な内容ですが、これでC57の二次型になりますので、ご
参考あれ。正確には、更にドーム前に付く逆止弁を付けないとイケナイのですが...従来から発売され
ているKATO製品のC57にも同場所には付いていません。(笑)....という事でこの作例でも付けない
事にしました。(^^ゞ そうそう、ナンバープレートはRLF製品を使用しています。        

尚、この車輌を手掛けた時は、未だデフの取り付け法を見出していなかった為、製品そのままの姿。

余談ですが、本機は出庫直前に銀河のパーツセットやその他の追加部品を取り付ける改修を行いまし
たが、その際に改めて撮影しなかった為、今ご覧頂いていますのは一次工期直後の姿であります。 





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しらさぎ鉄道(株)

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