このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


いってきました、真岡鉄道。もちろん目当てはSLちゃんですよ、SLちゃん!
下館発10:52。今回私たちを待っていてくれたのは「C−11 325」。
ほかに、ドラマ「すずらん」の撮影に実際に使用されたC−12(あれ?いくつだっけかな?)
も頑張ってます。






これが今回のSL列車の全景です。客車は色が茶色でいいですねぇ。
客車に興味のない私は形式すら見てきませんでした。(えせ鉄道ファン発覚!)
もちろんエアコンなんて邪道、邪道!!暑くって、窓開ければススが入ってきます。
もちろん煙も。これこそまさにSLの旅。煙もうーんいい匂いだ。やっぱこうでなきゃ!





車内と車内販売の風景。
SLは豪快にシュッシュッでなくジュッジュッジュッジュ!
て感じの方がぴったりのドラフト音を響かせて元気良く走ってます。
ちょうど尺取り虫が猛ダッシュしているような加速。でも思ったより速い!
レトロなSLに合わせて、おねーちゃんもレトロ調、じゃなくって
元おねーちゃんを用意してくれました。
うーん真岡鉄道、演出がに・く・い・ゾ!。




途中真岡で一休み。このタイミングを待ってました。ダッシュで機関車へ。
せっかくだから運転台を見学させていただくことにしました。
むむっ、なんなんだこの熱さは!まさに天然のサウナ状態、灼熱地獄(天国?)
実際にガンガンに燃えている釜の中の状態を見ることができて「し・あ・わ・せ」!です。
さすがにすごい炎でした。これがSLのパワーの源ですね。
となりは、SLのバックギア。素人のくだらない質問にもいやな顔ひとつせず、
親切に教えてくれました。うれしいなぁ。
..



で、こちらはバルブ関係です。ひねって何を入れてるのかなって思ったら、やっぱりお水でした。
左の写真のゲージはタンクの水量を表しているそうです。左右のタンク用に右、左ありました。
右の写真は圧力関係のメーターと、あとなんだろう?聞いてくるの忘れました。
..



前から思ったんですが、SLの正面ってボイラーですよね。で、後ろの運転台から
どれくらい前が見えるんだろうって思ってました。
で、その答えがこれ。いまここにかねてからの疑問が解明されました。それにしても前が
よく見えません。巨大なボイラーが「でーん」と構えているんですね。
これで運転しているんですから、ほんとにすごい!の一言。
右の写真は石炭とスコップ。機関士の方がこの熱地獄の中で大格闘されているんですね。
..




そうこうしているうちに無事に汽車は終点もてぎに到着。おや?よく見るとターンテーブルが!
発見するやいなや、いきなり私のエンジンが全開モード!おーっとぉ、こうしちゃおれん!
私はターンテーブルに目がないのです!




このあとスペシャルショーのためにSLくんは、客車を切り離し
再度バックで走り抜けていきました。




そして今度は客車の一番後ろへまわりました。
どうやら引っぱり出すようです。



今度は客車を押しながら、ターンテーブルの所に
戻ってきました。ここを通過して・・・。





ふたたび切り離して・・



バックギアにはいったぁ!さあ、いよいよ・・



ついにターンテーブルにのったぞお!!!






うぉー回りはじめた!感動!!!









おっかしかったのは、ターンテーブルがまわり出すとオルゴールがなるってこと。
想像してみてください。乙女の祈り?にあわせて大きな機関車がまわっていく姿を、ネ?
まあ、欲をいえば昔実際に使用されていたものだったら最高なんですが、
それはないものねだりかな。
こうして無事に向きを変えたSLくんは、しばしの間ご休憩&お食事タイムです。
午後の発車に向けてお水を給水中。
よくみると給水スポートもちゃんと整備されてました。
また午後からもがんばってね。





今日は楽しいSLの旅を満喫しました。汽笛の音とドラフト音は迫力満点!
茂木町の山々に響き渡っていました。汽笛の音に感動、涙がこぼれてきます。
真岡鉄道沿線の景色も、藁葺き屋根のおうちがあったりしてこのSLにぴったり。
ぜひみなさんもなつかしいSLの旅をされてみてはいかがですか。



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