このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください



巨大カマキリと黒い爆撃機
〜戦慄!!ポジトロンの恐怖〜

ここではプラ好きのボロデジカメで取られたヘッポコ模型を使った特撮ミニシアターのつもりで
す。あまり深く考えずテキトーに見てください。物語が進むにつれてタイトルの内容が解ってき
ます。なお、物語が完結しなくてもプラ好きが何を言いたいのかは坂井サマは解ると思います
ので完結まで待てない方は連絡してみてください。


第一話 謎の黒き飛翔体


200X年三宅島沖合。、「こちら護衛艦しらね、目標海域に到着」「こちら第一護衛隊司令部予
定通り対潜ヘリを飛ばし現場の調査を実施せよ。」、数分後対潜ヘリコプターが発進、海域の
調査を開始した。ここ数ヶ月この海域を飛行していた旅客機や民間船が撃墜、撃沈される事
件が相次いだため現場海域を封鎖、海上自衛隊による調査が開始されたのだった。


「HSS2、発艦しました」対潜ヘリHSS2はソナー探知を開始しようとしていた。「ここらあたりか、
東京汽船の船が消息をたったのは」対潜ヘリの機長が言うそのとき「こちら護衛艦しらね、対
潜ヘリ1号へ、高速で飛翔する物体がそちらにむかっいる、注意せよ!!」「何ッ!!」「六時
方向!!」

「ふふふふふ飛んで火に入る夏の虫め、我が新兵器ポジトロンナイフの威力を見るが良い」

そこにはF117に酷似した謎の戦闘機がせまっていた

「理論的には可能なポジトロンナイフ、受けるが良い。ロックオン!!ポジトロンナイフ発
射!!」
ナイフ状のミサイルのような物がHSS2に発射された。「回避!!」「だめです間に合いませ
ん!うあ〜」HSS2は大破4散した。しらねCIC、HSS2消滅、緊急事態!!HSS2は撃墜された
模様、謎の飛翔体本艦に向け接近中!!」「後部CIWSおよびシースパロー発射用意!」艦内
が慌しくなりしらねは交戦状態に入った

「シースパロー発射!!」対空ミサイルシースパローは目標に肉薄する。CIWSも機影をとらえ
射撃を開始した!!

攻撃は続く、しかし・・・・・・・

「ふふふふ、ポジトロンナイフ発射!!」護衛艦の攻撃をかわし接近した飛行物体はまたも謎
の兵器ポジトロンナイフを発射した。「司令部!こちらしらね、救援を・・・・わ〜!!」

しらねは爆散し、その爆発の光が謎の飛行物体を照らす。


「百里第7航空団スクランブル!アンノウン海自護衛艦撃沈後大島方面へ離脱中、補足せ
よ!なを攻撃を受けた場合は実包射撃を許可、撃墜せよ!」「プラレリーダー了解!」2機の
F15Jが目標に向かう

「目標補足!!散会!!各種弾薬、安全装置解除!」

「ターゲットロック!フォックス3警告射撃開始!」

pipipip・・・pi〜

Vooooooom!!

「こちらプラレ01アンノウンは警告を無視、交戦状態に入りました!」「こちら総隊司令部、攻撃
許可!撃墜せよ!」

「こちらプラレリーダー、プラレ01、いくぞ!!」

「バカめ、ノコノコとポジトロンの餌食に鳴りにきたのか・・・ふふふ餌食だァ〜!」「こちらプラレ
リーダー、アンノウン急加速!ケツを取られた、振り切れない速度が違う〜!」

「くらえ!ポジトロンナイフ!!」「わ〜!}


DoooooooN!!

ZuuuuuuuuN!!
「こちら総隊司令部!!プラレリーダー応答せよ!!」「駄目です、レーダーから消滅、撃墜さ
れました。」「アンノウンも消えました。」「よし、無駄だろうが救難へリを現場に向かわせろ、た
だし、危険な場合は速やかに離脱せよ」航空総隊司令は言う「あれはいったい何者なん
だ・・・・・・

第2話へ続く

次回予告
謎の飛行物体に撃沈された護衛艦しらね、圧倒的な火力で2機のF15を撃墜した謎の飛行物
体、この事件の背後には何があるのか!?そして未知の武器ポジトロンナイフとは。・・・・そし
巨大生物が湘南に上陸する!!次回「巨大カマキリと黒い爆撃機」避難民の悲劇にご期待く
ださい!!


第2話 避難民の悲劇
神奈川県藤沢市江ノ島。「じっ地震だ〜」「またか、何か起きる前兆なのか・・・」市民達は不安
な日々を過ごしていた。ここ数日、江ノ島周辺だけが揺れると言う不可解な地震が続発してい
た。同じ頃神奈川県庁に不可解なメールが届いた。そのメールは県庁にある全てのパソコン
に送られた。「これは一体?」「誰かのいたずらでしょう」みな半信半疑だ。メールの内容は
「我々の組織が開発した生物兵器の実験を江ノ島周辺から鎌倉にかけて行う。これは警告
だ、我々は立てた計画は必ず実行する。今のうちに住民を避難させることだ・・・・」ミスター
K・・・・・。県知事、「ミスターKとはいったい・・・・とにかく、江ノ島で続発している不可解な地震も
ある、とにかく住民を退避、自衛隊にも出動要請を・・・・。

鎌倉市・・・・

「キャー」「押すなバカヤロー!」「市民のみなさん!落ち着いて非難してください、バス、トラック
に順序良くおのりください焦る必要はありません。」避難民であふれる鎌倉市、非難していく市
民を載せたバス、トラックが次々出て行く。逆に市内に進入していくのは陸上自衛隊の戦闘車
両群だ。鎌倉自衛隊指揮所。前線司令官の坂田光男陸将がいる「坂田司令、避難民の移動
はあとまもなく終わります。今、最終の江ノ電が鎌倉、モノレールが江ノ島を出ました。それぞ
れ大船と藤沢から展開中の4施群のトラックで非難させます。避難民はそれで最後です。」「よ
し、展開部隊は戦闘配置で待機、」

七里ガ浜付近、避難民を乗せた江ノ電が走っている。「まま〜江ノ島だ、水族館行きたいな」
「そうね、今度の事件がかいけつしたらね。」「あっママ、江ノ島に大きなカマキリ型のビルが出
来たんだね」「えっ?」

KYEEEEEEE

DOON
「あっ江ノ島の灯台が・・・」避難民の一人がいう、「あれはなんだ・・・カマキリの怪獣だあ」その
一声で車内はパニックになった。「お客さま落ち着いてください」車掌がアナウンスする。

BAKIBAKIBAKI

DOOON

!!
PAAAAN

!?
「わー!!」運転手は非常ブレーキを掛けた。巨大生物のつぶした住居が線路上に崩れてい
たのだった・・・・電車は減速したが。

KIIIII〜

GUSYA!

DON

GOGOGO
数分後・・・・湘南深沢付近を走行中の避難民をのせたモノレールは

KIIIIII〜

「あれは何だ!?」モノレールの運転士が叫ぶ、


「わーーー!!」

GUSYA!!

鎌倉、自衛隊前線司令部、「司令!巨大生物は避難列車を襲撃後、鎌倉方面へ向けて進行
中!!」陸曹が報告する。「なに、避難民は?」「恐らく、絶望でしょう・・・」

KI〜

SYUUUU

KII〜
「巨大生物、大仏前にて着陸、停止。!!」追撃中の対戦車ヘリより通報が入る。「了解、各
隊、戦闘準備、ただし、極力建造物に命中させるな!!」
第3話へ続く
ついに上陸した巨大生物。多数の犠牲者をだし、鎌倉大仏前に降りたった巨大生物の目的
は・・・、また、ミスターKとは?そしてついに陸上自衛隊が交戦状態に入る!!
次回「誘導作戦」にご期待ください

第3話 誘導作戦

「こちらコブラ1、目標依然停止中、」「了解!ただいまから誘導作戦を開始する。コブラ1、バル
カン砲掃射、ただし、極力建造物に命中させるな。」

PIPIPIPIPI・・・・・PI-!

VOOOOM

「命中!離脱し、再度アタックを掛けます。」「了解コブラ1」

「てー!」VoooooM!

「ヒット!離脱!」

KIIIIIII!

「こちらコブラ1、巨大生物飛翔!予定通り海岸線に誘い出します。」

「そうら、しっかり付いて来い!!」コブラのパイロットが言う。「こちら前線司令部、海岸に待機
中の陸上部隊は迎撃体制に入れ!!」
第4話に続く
避難列車を破壊し鎌倉に上陸した巨大生物は木更津第4飛行隊のコブラ部隊の誘導攻撃に
より海岸線に向かい始めた。海岸線には陸上自衛隊の機械化部隊が迎撃体制をとってい
た・・・次回「死闘!!七里ガ浜」にご期待ください

第4話 死闘!!七里ガ浜
司令部に通信が入る。「こちらコブラ1、誘導完了。これより、攻撃隊に加わる」「了解、陸上部
隊は目標確認後、攻撃開始!!住民の避難は完了、遠慮なくやれ!!」「航空支援隊が百
里、入間より発進、!!地上支援及び飛翔逃走時に対処します。」「なんとしても・・・・くいとめ
るんだ・・」

「支援戦闘機隊発進!!」

Gooooo!!

「陸上部隊、前進!!展開せよ!」

「第1戦車隊展開よし!!」

「普通科教導隊、展開よし!!」

「第1高射特科隊、配置完了!空中逃走時対処可能!!」

「34普通科連隊、配置よし!」

「第6地対艦ミサイル連隊配置完了!」

「こちら装甲部隊指揮車、全部隊配置完了!」

前線司令部「坂田司令、全部隊展開完了!!」「よし、命令は同じ・・・目標視認後、ただちに
攻撃!!」・・・・第1戦車大隊、90式戦車、隊長車車内、車長で小隊長の田中2尉に若い砲手
の石山2士が言う。「車長、120mm砲で巨大カマキリに勝てるのでしょうか・・・はっきりいって自
分は恐ろしいです。」「大丈夫だ、特科も空自もいるし、それに俺たちは陸上戦闘の花形、戦車
部隊だ。俺たちの力を見せてやろう。」「は・はい・・・」「そうだ、おれの操縦を信じろ、攻撃され
てもかわしてやるぜ」ベテランの風格の操縦手、清水1曹が言う」「無理もない、俺だって怖い
さ・・・だが、指揮官が恐怖で取り乱したりすることはゆるされない、それに、これも日本を守る
俺たち自衛官の使命、やるしかない・・・・」その時!!「目標確認!!」偵察ヘリからの通報
だ、田中は叫ぶ。「各車攻撃開始!!」

「撃て!!」

DON!!
砲弾が命中し巨大カマキリは苦悶の奇声を上げる

「ロックオン!!TOWファイヤー!!」

「ターゲットロック!!フォックス3ファイヤー!!」

VoooooM!!

「最新鋭のF2の威力を見るがいい!SSM1発射!!」
陸空の精鋭たちは必死の攻撃を続ける・・・しかし!?

「うわー!!」

あー!!」

DON

ZuZuuuuN!
第一戦車大隊隊長車、「こちら司令部、損耗45パーセント、損害が大きくなり始めた、撤収せ
よ!」司令部から通信がはいる。「よし、全車後退!!」次々と後退していく部隊、「クソッ、エン
ジンの出力が落ちている。」「主砲のコンピューターもイカれてしまいました。ターレットが動きま
せん」「破壊された車輌の破片が直撃したからな、車体にも風穴開いてるしな。ヘッここまで
か、清水、石山、脱出ハッチ開放!車輌を破棄、徒歩にて後退する。」そのとき!!「車長、前
方!!、操縦の清水が叫ぶ。「ママ〜ママ〜」「ママは足が折れて動けない、さっちゃんだけで
も逃げて・・そこは避難民の江ノ電の事故現場だった。「こちら1戦隊長車、避難民の生存者確
認!!負傷し動けない模様、3〜4歳の女の子と母親です。」「了解!UH1をそちらに向かわせ
る、」「隊長車了解!!」「車長!!前」そこには巨大カマキリが迫っていた。どうやら母子を狙
っているらしい。「エンジン不調のうえ砲撃のできない90ではあのカマキリには対処できない。
清水・・・石山、俺たちのするべきことは1人でも多くの人命を守ることだ・・・」「解ってますよ、車
長、それが自衛官ですもんね。」清水が言う、清水は車長の言いたいことがすぐに理解でき
た。「しかし、石山はここで下車だ・・・おまえは若い・・・」田中が言いかけた時・・・「自分は幸せ
です。最後に立派に散ることが出来て・・・」石山は壁にもたれかかり動かなくなった。「石山・・・
いしやまァ〜!!」石山の身体には残骸の破片が刺さっていた。そうこうしているうちにカマキ
リは母子にせまる。田中はポケットから携帯をとりだした。写メール受信あり。メールを開いて
みる。田中の妻からだった「パパ、あなたの子供が生まれました。元気な女の子です。パパに
すぐ駆けつけてもらいたいけどお仕事だから仕方ないですよね。パパ、仕事終わったら早く来
てね。ママより」写真の中では生まれたばかりの子供を抱いた田中の妻が笑っている。「ふっ
娘か・・・・久美子・・・・元気に育てろよ・・・・・」「車長・・・・」清水が田中を見ている。田中の状況
がなんとなく解ったようだった。「俺は孤児だし父も母も知らない・・・まだマシだ、でも車長
は・・・」清水に気づいた田中は叫んだ。「清水・・・・いくぞ・・・全速前進!!」「了解!!」母子
にどんどん近づく巨大生物。到着したUH1も間に合いそうにない。
「司令部!!こちらUH1、生存者に巨大生物が接近中!!駄目です間に合いません!」その
時「あっ!」パイロットが気づいた。1戦車の90だ!!何をする気だ!!」90式は全速力で巨大
生物に突っ込んでいく。「うおーーーーーー!!」巨大生物の足元で大爆発が起きた。そのた
め巨大生物は動きを止めた。その隙をついてUH1が母子を救出した。UH1の機内で避難民の
母親がUH1のクルーに言った。「あの戦車・・・・私達のために・・・・」「ええ、ですが自衛官として
の使命に殉じたまでです・・・・」
巨大生物は再び飛翔し、やがて見えなくなった。自衛隊による七里ガ浜防衛戦は自衛隊側の
惨敗に終わった・・・・・司令部、幕僚、作戦の生還者達が整列している。「気をつけー!!」「こ
の戦いに散った英雄たちに対し敬礼!!」坂田陸将が叫ぶ。自衛官たちは巨大生物とその黒
幕に対する怒りと無念を胸にしまい次の戦いに備えるのであった・・・・・。
次回予告
七里ガ浜における戦いに惨敗した自衛隊、それをあざ笑うかのように攻撃の度合いを増す黒
幕ミスターK、依然目的は不明である。巨大生物は姿を見せなくなったが代わりに黒い飛翔体
が都市に向かっていた。次回、「鶴見大空爆」にご期待ください。
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