このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

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2002年4月1日  Back Number
【伊豆急製作途中経過】
昨年、ヨシダ模型から購入した伊豆急100系キット。相変わらず製作は亀のごとくですが、
今回はキットの前面のみ作り変え、運転台が高くなったバージョンを紹介します。
           

前面の曲面と運転台窓ガラスの平面との間に生じる”三日月状の段差”を表現するため、前面に、さらにペーパーを窓の上下に貼り、改めて曲面を再現することで、窓の上下に段差を作っているのですが、この画像でも、よおっくみると影が見えます。

一方、100系キットを購入した際に、勢い込んで伊豆急の1000系Mc+Tcをケガき箱にしましたが”オデコ”が残っておりました。それがようやくできたので以下に紹介します。
          

ご覧のように、前面に続けて、くし状にカットした紙帯を”R”を調整しながら、屋根に向かって曲げ、貼り付けます。あとは”オデコ”の裏を主に、パテを盛り削りながら最終的なシルエットを作っていきます。
次回は、いつになるか・・・・・でも、お楽しみに・・・・・
【西伊豆トラム新線計画(その1)】
※ これは、フィクションであり、記載されている地名、ランドマーク等の名前は、実際のものとは関係ありません。

−序章−
伊豆半島の東岸については、下田へのルートとして敷設された伊豆急行により、首都圏よりの観光エリアとして開発が進められたが、西岸については、地形、観光スポットの規模や位置、沿線人口の規模等の問題から、鉄道敷設の計画が立てられず、ゆえに東に比べ発展が遅れている。

一方、近年伊豆の観光資源の新たな掘り起こしとして、西岸の温泉や景勝地を紹介、また種々のテーマパークが開設され、伊豆急とバスルートを組み合わせたツアーが企画されているが、輸送規模や利便性に限界があり、集客につながっていない。また、現状の道路整備状況では、観光開発による自家用車の流入に対し容量的限界や、環境面での自然や沿線住民への影響が懸念される。

そこで、伊豆半島全体の観光地としての再開発を目的として、①西伊豆への新規旅客輸送ルートの確立 ②沿線住民への輸送サービスの向上 ③将来的な環境保全 を目指して、改めて鉄道敷設計画が立てられた。

伊豆急行の場合は、首都圏から直通列車による輸送を考慮し、当時の国鉄大型車輌が入線できる鉄道を計画したため、その建設には多大な費用を要したが、西岸ルートについては、直通列車の運行は考慮せず、代わりに小型で高性能な車輌を運行することで、高頻度運転により利便性を確保し、また、西岸の複雑な地形に対して比較的安価に線路を敷設できることをコンセプトとした。そして、これらのコンセプトを満たすシステムとして、トラムを採用することとした。

(つづく)
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西湘車輌
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