このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

        東海型電車アーカイブス

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【Part 6】
1981年 富士駅(身延線) 春
Part1で、夏の身延線を訪問していますが、こちらは、それ以前の身延線、富士駅です。このころはいまだ115系2000が投入されていません。急行は165系ですが、その他にも東海型マスクがいました。詳細は以下をごらんください。
富士駅に進入した、急行「富士川」5輌編成です。
サハは153系。また、165系では希少のモハ165が組み込まれていました。
その、モハ165。
もう1つ、ここだけに居た東海型マスクの電車、
モハ62、クハ66からなる62系。
つまりは、旧型国電73系の台枠、足回りを再利用し115系の車体を載せた”旧型国電”の大掛かりな更新車でした。
昭和49年、73系の足回りに103系の車体を乗せた、モハ72970の量産(仙石線に投入)に勢いを得て本車両も製造されました。
しかし、メンテナンスコスト等の問題から、結局115系2000代を投入したわけです。
右端が切れていますが、62系のアップ。塗りわけのパターンから、113系のようですが、客扉には、115系にある半自動用ドアノブがあります。
また、ほろ枠の形が新性能電車のものと異なります(カルトな・・・・)。
パンタグラフは、73系で使われていたPS13。
パンタ周辺の屋根は、低屋根化しています。
(撮影場所は、富士駅から2〜3駅進んだところ)
一方、当時の東海道線には、まだ153系が現役で急行の運用を担当。
富士駅を通過する急行は当然「東海」となります。
組み込まれていたサロは165系です。
すでに、腰の緑の帯もなく、窓もユニットサッシ化されています。
(おまけ)
当時の東海道線では、クモユニ74がやはり現役でした。
ただし、旅客列車との併結はこのころはほとんど無くなっていたと思われます。
少し足を伸ばして、静岡駅での153系。
(逆光で見づらいですが)
こちらは、中部東海道線ローカル運用のものです。
(おまけ 2)
やはりせっかくですから、旧型国電の写真も一部ご紹介します。
まずは、右のクモハ41あるいは60。パンタ付近の屋根は、身延線のトンネル建築限界から、この線の車輌特有の低屋根化改造を施しています。
クハ47
こちらもクハ47です。
クハ47は、日本初の長距離(横須賀線)向け電車32系のクハが起源のものと、関西向けに製造された42系電車のクハが起源のもの、その他が存在しますが、上記2つのクハは、いずれも32系のクハではないかと思われます。
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西湘車輌
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