このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

鉄道談義

第4回テーマ:《電車の形式について》

普段、電車に乗っていると、クハ103・サハ115と車体に書いてあるのを見かけると思います。今回は、そのクハ・モハ等について見てゆきましょう。

 まず、例をみてゆきましょう。クモハ115 1001と車両があるとします。これはどんな車両なのでしょうか?

とりあえず、この電車をわかりやすいように、一定のところで区切っていきましょう。

クモ・ハ・1・1・5・1001というふうに分類していくことができます。まず、最初にクモについて見ていくましょう。

このクモには、車両の種別を表す意味があります。それでは、ここに当てはまる記号を表にしてみたので、見ていきましょう。

クモ
  • 制御電動車

つまり、モーターのついている先頭車ということです。

  • 制御車

つまり、モーターのついていない先頭車ということです。

  • 中間電動

つまり、モーターのついている中間車です。

  • 付随車

つまり、モーターのついていない中間車です。

この表から、わかる通りクが運転台、モが電動車、サが付随車であることがわかります。それでは、次にハの意味について見ていきましょう。

*グリーン車

*普通車

*食堂車

*寝台車

*試験車・職用車

上記の表から、見るとお気づきの方もいると、思いますが、列車の座席車の階級でロ・ハを表していますが、これはいろは順になっています。しかし、イがありません。どうしてでしょうか?答えは、かつて、JRが昔鉄道省だったとき、座席の階級は3等制でした。しかし、国鉄になり2等制になり、かつての2等のロが1等となり、また、それが後にグリーン車と呼ぶようになったのです。ハも同様で現在の形になりました。

 さて、次からは難しくなってきます。115の数字を見ていきましょう。まず、百の位ですが、ここは電気方式を表しています。

1〜3
直流方式

5〜6
交直流

7〜8
交流

 次に十の位です。

0〜2
通勤・近郊型

5〜7
急行型
  5,8特急型
   特殊車

最後の一の位ですが、ここには設計された順序がはいります。また、碓氷峠対策を施した車両は、例外的に9の数字があてられていました。

最後に1001という意味ですが、製造番号を表しています。しかし、ここは、寒地対策仕様等や改造で番台区分を百・千の位で行う場合もあります。

いかがでしたでしょうか、車体に書かれている車両の文字の意味をお分かりできたでしょうか、今回は電車を取りあげましたが、気動車や機関車でも記号が使われています。機会があれば、取りあげていきたいと思います。

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