このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

あの懐かしき夏の風景
片上鉄道線幻影紀行
(1988/8)
 
柵原駅 やなはら 
停車場 駅員無配置 
駅舎位置(中心粁程)  33㎞997m39 
停車場中心(換算)粁程 34㎞053m00 
標高         69m312 
開業年月日      昭和6年2月1日 
 

 駅は既に無人化されており、出札口などは板で塞がれていた。しかし駅舎内を覗くと、構内配線図(右下写真)を始めとする色々なものが残っていた。 
 此の時点(88年8月)では鉱石輸送はトラックに移管(87年10月30日〜)されたこともあり、鉱石ホッパーの前の線路は撤去され、アスファルトで舗装されていた(左下写真)。

 
左写真 柵原駅構内 
 左側が鉱石ホッパー。かっては此処から鉱石を積み列車が出ていたのだが・・・。 

右写真 柵原駅構内配線図 
 駅本屋内をホーム側からのぞき込んで撮影。日に焼けた配線図に撤去の跡を修正した張り紙が哀れを誘う。 

 
 
吉ケ原駅 きちがはら  
停車場 駅員配置 
駅舎位置(中心粁程)  32㎞689m80 
停車場中心(換算)粁程 32㎞736m58 
標高         53m99 
開業年月日      昭和6年2月1日 

 肥料を扱う貨物倉庫や滞泊用の車庫があった吉ケ原駅。倉庫のあった辺りは今は柵原鉱山資料館が建っている(右写真)。写真の貨車は肥料輸送用に86年に国鉄から10両購入した、ワム1800形(旧国鉄ワム80000形)。もっともこの年の7月に既に肥料輸送は廃止されていた。これにより片上鉄道の貨物輸送は全面廃止となった。 

 
 
美作飯岡 みまさかゆうか 
停留場 駅員無配置 
駅舎位置(中心粁程)  29㎞873m45 
標高         48m066 
開業年月日      昭和6年2月1日

 この駅までが柵原町になる。集落から少し離れていた。
 

 
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