このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

片上鉄道廃線跡探訪記
 片上鉄道廃線跡探訪記その2
(1999/8)
 
柵原駅 やなはら

 駅はひっそりと静まり返っていた。今にも雨の降りそうな中写真を撮った。
駅の写真を撮り終えた途端、雨が降ってきた。私は慌てて車に戻った。

吉ケ原駅 きちがはら

 同じ片上名物とんがり屋根の駅舎も人の手が入っているのとそうでないのではこんなにも違うのかと思わせる物だった。

*この写真は2回に分けて片上線を探訪した物です。多少内容が前後したりするかも知れませんがご容赦下さい。なお統一性を持たせるために柵原から南に向けて順に並べております。

 
 
美作飯岡 みまさかゆうか

 吉ケ原から南へ向かうと「第二吉井川橋梁」が見えてくる。廃線後は歩道橋として利用されていたが数年前の台風で途中から流失。未だに放置されている。流木すら未だ引っかかっている橋梁を見ると撤去をするなりの処置をすべきではないかと思う。
 美作飯岡はホームが残っている。写真は旧ホームの一部?ちなみにこの駅廃線前に交換設備が撤去済みなのでどちらにせよ写真のホームは廃線前も使われていない?ようだ。駅舎は撤去済み。
 左は旧飯岡第1踏切?の遺構。
 
 

周匝 すさい

 どうやら遺構はないようだ。

 
 
備前福田 びぜんふくだ

 左の写真は備前福田駅への案内標識を撮った物。まだ判別は可能である。天瀬駅にも似たものがあるがこれは片上鉄道現役時から判別しづらく、今ではほぼ判読不能。駅はホームの遺構が一部残るが駅舎は無し。
 

備前塩田 びぜんしおた

 残念ながら遺構は無し。
 

杖谷 つえたに

 ホームと民家の境界の付かない小さな駅として知られていた杖谷駅。とうとう、境界は民家に飲み込まれてしまったようだ。駅の跡は跡形も無しとなっている。
 

 
苦木 にがき

 見落としてしまいました。下の2枚は共に駅を探していたときの写真。杖谷−備前矢田間の廃線跡写真。左の方が杖谷よりです。

 
 
備前矢田 びぜんやた

 備前矢田駅の前後は遊歩道として整備された。面白いのはポイント跡とおぼしき辺りから上り本線側にレールが残っているかの様に遊歩道が曲がっている。真中の写真は旧上り本線のホーム跡の拡大写真。ちなみに旧下り本線と中線のあった辺りは舗装もされていない。1番ホームや倉庫跡(写真右)が残っているものの、駅舎は残されていない。

 
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