このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

柵原ふれあい鉱山公園
 片上鉄道廃線跡探訪記その1
(1999/8)
 
柵原ふれあい鉱山公園(柵原鉱山資料館) 

 かって東洋一と歌われた硫化鉄鉱の鉱山、同和鉱業柵原鉱山。岡山県柵原町にある柵原ふれあい鉱山公園は柵原鉱山とその産出する鉱石を運んだ旧同和鉱業片上鉄道線、通称片鉄を記念して作られた。公園は旧片上鉄道の吉ケ原駅跡に建てられている。資料館は40年前の柵原鉱山華やかりし時代を再現しており、町並みの一部を再現した区域はかなり楽しめる場所となっている。そして吉ケ原駅の一部は保存されており旧片上鉄道の展示場となっている。毎月第1日曜日には保存車両が運転される。(乗車賃200円)但し他の週でも運が良ければ試運転中の所を見学できる。当然ながら体験乗車は出来ないが・・・。 
 資料館は旧駅構内の車庫跡にあり、旧吉ケ原駅は貨物線、4,5,6の各番線及び、気動車線、転車線が撤去されており、のこるは本線及び2,3番線のみである。片上方はすぐ行き止まりとなり、その末端にはキハ312が保存されている。 

 
 
片上のブルートレイン 

 片上鉄道を朝夕走った通勤客車列車。車体の色から付いたあだ名が「片上のブルートレイン」この2枚はその車両の写真である。 

右:ホハフ3002号車(旧国鉄オハ35)  の客室内 
右:ホハフ2000 
 

柵原ふれあい鉱山公園の保存車両 
機関車:DD13(1) 
客 車:ホハフ3000(1) 
    ホハフ2000(2) 
気動車:キハ300(2)
    キハ700(1) 
貨 車:(4) 
鉱山用機関車(1) 
 

 
 
キハ303号車(キハ300型) 

 旧国鉄キハ41000系(キハ04系)の払い下げ車。昭和27年に入線。現役当時日本最後の稼働キハ04系だった。準同型車としてキハ312がいるが、これは片鉄の自社発注車。現在は2両とも柵原ふれあい鉱山公園に保存されている。 

左:ホームに停車中のキハ303 
右:試運転中のキハ303 
左下:試運転中のキハ303 

 
柵原ふれあい鉱山公園 データ 
◆開園 
 1998(平成10)年11月15日 

◆入館料 
 資料館のみ・車両見学のみなら関係なし 
区  分
個人料金
団体料金(15人以上)
大人(高校生以上)1人  700円1人  560円
小人(小学生以上)
1人  400円
1人  320円
 *身体障害者及び付添人1名は、団体料金を適用 
 *65歳以上の方は、団体料金を適用 
 *団体の引率者は、1人に限り入館料を免除 

◆開館時間 
 午前9時〜午後5時まで(ただし、入館は午後4時30分まで) 

◆休館日 
 月曜日(ただし、月曜日が祝日の場合は翌日) 
 及び12月28日から1月4日まで 

◆アクセス 
 備前バスが片上・和気から、中鉄バスが津山から来ているが本数は少ない 
 自動車を利用するのが良い

 
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