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里見電鉄四季物語〜神無月〜「里見信乃駅」
1里見電鉄 電車車内
がたんごとん電車は走る。2両編成の秋篠行き電車に、ちょっと風変わりな3人連れが居た。3人ともほぼ同年代らしいのだが、下手すると親子連れに見える。それというのも、1人ばかりがロングシートに逆さにちょこんと座り、外を眺めてはしゃいでいるからで、
「青葉」
「何、店長さん?」
「何でそっち向いてるんだ。」
「外が見えないの〜」
「そりゃまぁそうだが、おまえいったい幾つだ?」
そんな会話を交わしていると、車内アナウンスが入り、
「まもなく、里見信乃、里見信乃です。JR赤穂線播州赤穂方面お乗り換えです。岡山方面へは終点秋篠から山陽線経由が便利です。お乗り換えのご案内いたします。赤穂線播州赤穂方面は、12時53分相生行き。西大寺方面は13時10分です。本日は里見電気鉄道をご利用いただいて誠に有り難うございました。なお本列車は終点秋篠まで運行いたします。」
「おい、青葉、摩耶降りるぞ」
「はい、分かってます」
「は〜い」
と、返事している間もなく電車は里見信乃駅に滑り込んだ。
2里見信乃駅
里見信乃駅に降りたのは3人連れを含め10人ばかりだった。元々30人余り乗っていたので3分の1降りたことになる。改札口には駅長の帽子をかぶった私服の若い男がおり「有り難うございました」と言いながら切符を集めていた。3人連れが最後にくると、駅長さんは親しそうな顔でにこやかに笑いながら、
「いらっしゃい。店の方で待ってて」
と、言った。
3喫茶「微風の通り道」
結局3人は駅長さんについて店内に入った。店内に入ると、
「いらしゃいませ」
と、駅長、いやマスターはにこやかに言った。
「それは、もう聞きましたよ」
と、摩耶が言うが、
「まぁ、単なる気分の問題だけど。やっぱり、ね」
なんて言っているそばで、
「わぁ、あれ電車のシートだ!」
と、指さしながらはしゃぐ青葉。
「あれ、ホントに電車のシート?」
「そうですよ、海猫さん。廃車になった車両のシートを電鉄が譲って下さって。ちょうど良いので4人席に使っているんですよ」
「ねぇ、あれ座ろ。あれ」
「青葉ちゃん。気に入ったみたいですね」
「うん!」
「どうぞ、座って下さい」
「は〜い」
座った3人に、マスターは、
「何に、致しましょうか?」
「ボクはね、オレンジジュース」
「私は・・・・」
お話は、まだまだこれからです。
榛名「いきなり、とんでもない話から始まった気がするけど、『里見電鉄四季物語』が始まったな」
海猫「いきなり始めたねぇ・・・まあ、悪くはないんだが・・・」
摩耶「いいじゃないですか。宣伝にもなりますし」
海猫「とかなんとか言いながら実は出番が出来て嬉しいんだろ?」
摩耶「あはは(^-^;」
榛名「おぉ。いきなり現れましたね。今回のゲストの『海猫屋本舗』の皆さん。って、1人足りないんですけど」
海猫「をを!忘れていた(^-^;」
摩耶「静かでいいじゃないですか」
青葉「?何が?」
海猫「青葉、本当に分からんのか?」
青葉「?」
聖 「うっふっふっふ」
海猫「おわぁ!」
摩耶「きゃあぁぁぁ!(ブン!)」
聖 「バリヤー!」
海猫「はいぃぃ!?(バキ!)」
青葉「あはは、いつも通り〜(^-^)」
海猫「・・・ひ・・・ひど・・・い・・・(沈黙・・・流血・・・)」
摩耶「はっ!店長!」
聖 「摩耶ちゃん、非道いわねぇ」
摩耶「私じゃなくて聖さんがやったんでしょ!」
聖 「あら?私は只店長を連れてきただけよ?」
青葉「・・・店長さん動かないよ〜」
海猫「(相変わらず沈黙・・・返事がない、只の屍のようだ)」
聖 「あ〜あ、い〜けないんだいけないんだ」
青葉「せ〜んせぇにゆ〜た〜ろ〜♪」
摩耶「聖さん!青葉ちゃんまで!店長はああなっても大丈夫な人だからいいの!」
榛名「あの〜大丈夫?海猫さん。ところで(聖に向かって)あんた誰?」
聖 「あら?あなた私知らなかったっけ?」
摩耶「たぶん知らないと思いますよ」
聖 「だぁかぁらぁ、どうしてそう退がるわけ?」
摩耶「だって、聖さんといるとそこはかと無い危機感が」
青葉「あのね、聖さんは聖さんって言って、別館コニパレの店員さんだよ」
聖 「と、いうわけです。よろしくね、榛名さん」
榛名「そ、そうだったんですか、これは失礼を。(と、言いつつも少しずつ離れる榛名)」
聖 「あ、何でそういう風に逃げるわけ?」
摩耶「そりゃ、聖さんですから・・・」
聖 「(邪悪笑)」
摩耶「ちょっちょっと、怪しい笑みを浮かべて近づいてこないで下さい!」
聖 「何も取って食べる訳じゃないんだから(相変わらず怪しい笑み)」
摩耶「来ないでぇ!」
聖 「バリヤーパート2!」
青葉「にゃあ!(どか!)」
摩耶「あ!青葉ちゃん!?」
聖 「あ〜あ、摩〜耶ちゃん」
青葉「(倒れたまま沈黙)」
榛名「あの〜。今回の作品について話して欲しいんだけど。って、もう遅いかな?あの、聖さんコーヒーいります?(この状態を 改善したいので慌てて言う)」
聖 「(榛名を無視)摩耶ちゃん、私を置いていったのは計画的?」
摩耶「そ、それは、店長が \(@◇@;)/」
聖 「店長?そこで死んでるわよ」
海猫「(流血は止まっているが相変わらず沈黙)」
摩耶「そうじゃなくって!」
聖 「じゃあ何?」
摩耶「あう・・・(壁に突き当たる)」
聖 「うっふっふっふ・・・も〜う後ろは無いわよ」
摩耶「・・・聖さん悪役?」
聖 「うっふっふっふ!」
摩耶「いやあぁぁぁぁぁぁ!(おもむろに金属バットを取り出す)」
聖 「バリヤーパート3!」
榛名「只の後書き対談のはずだったのにぃ!(ドバキィ!)」
摩耶「ああ!榛名さん!」
聖 「あ〜あ、とうとうよそ様にまでにまで手を出したわね」
摩耶「だから、聖さんが・・・」
聖 「問答無用よ!」
摩耶「いやあぁぁぁぁぁ!」
海猫「(返事がない、只の屍だ)」
青葉「(返事がない、気絶しているようだ)」
榛名「(返事がない、目を回しているようだ)」
そして、収拾の着かないまま、対談その1は謎に終わる(爆)。
榛名「(心の中で)こいつら呼んだ時点で間違ってたかな?」
対談その2 喫茶「微風の通り道」にて
海猫「しかしええそ?こんな事(対談その1)書いても」
榛名「元々純文学でも何でもないし、構わないんじゃないの?」
海猫「ならええんやけど・・・。まあ、楽しかったから機会があったら又呼んでよ」
榛名「で、また聖さんにやられると・・・・・」
海猫「(笑)多分ね。なぜかあんなキャラクターになっちゃって(^-^;」
榛名「う〜ん(苦笑)。このまま、自作キャラクター論に突入したら面白そうだけど、今回は趣旨が別なので今度にしましょう」
海猫「いつかやる・・・と?」
榛名「まぁ、気分次第では。あと、再登場させるなら摩耶ですね。彼女が3人娘の中でいちばん動かしやすいですから。」
海猫「聖は?あれなんて結構欲望に忠実に動いとって動かしやすいと思うんやけど・・・もっとも、今回の本編には出てないみた いやけどね」
榛名「聖は浮くんですよ、この世界の中じゃ(笑)。基本的にカントリーな世界ですから。本編に出てこないのは、彼女の性格が把握できな かったから。データが無かったんですよ、これ書いてるときは」
海猫「大丈夫!俺も聖の性格は全然わかってない。何か摩耶と聖は勝手に動いてくれるんだわ。逆に苦労するんは青葉。ボク娘っ てだけで作ったら動かしにくいのなんの。うっかりしとったらいつの間にか消えてると言う(笑)」
榛名「そうなのか、う〜ん。どうでした?作品に出たご感想は?」
海猫「本編はむず痒いね。俺あんないい人やないもん(苦笑)ほんまやったらもっと大事やって。対談その1は素のまま。あれやった らいくらでも書ける(爆)もっとも途中からもの言わん死体になっとったけど(爆笑)で、おもむろに殴られた感想は?(笑)」
榛名「完璧に『海猫屋本舗』が引っ越ししてきたみたいで。女性有利ですね、あの店は(笑)。後は作品そのものの感想ですか。」
海猫「ちょっとタンマ。うちの店で何か誤解があるみたいやけど、別に女性が凶暴なわけやないんよ。ただ、俺の立ってる場所が 悪いだけ(笑)たまたま摩耶の拳の通るところにいるとか、後は俺が怒らせたりしてるだけやね。基本的に摩耶は淑女なん よ・・・嘘臭いけど(苦笑)で、作品の感想やけど・・・ええんやない?俺ああいうのんびりしたん好きやし、会話は俺が 校正してるし、問題は無いと思う」
榛名「話が尻切れトンボなんだけど、これはどうかな?4人の会話は書いても意味無いような気がして切っちゃたんだけど」
海猫「ふっふっふ、あま〜い!たうぜん続きを書くんやろ?って言うか書け!(笑)」
榛名「何を話させんだよ、おい(笑)。内輪ネタの嵐になるよ。ただでさえ後書き1が、同人の後書き風になっているのに。もしやるな ら、最終話ですね。今までの話は全部私が海猫さんたちに話したという形にする。もしかしたら変更するかもしれないけど」
海猫「もう、いっぺん踏み込んだら行くとこまで行こうや。同人?OK!俺的にはHP自体が同人の延長って感じしてるし・・・まあ、 この辺の感じ方は実際に同人活動したことあるかどうかで変わってくると思うから、押しつけはせんけど。で話の構成は、 榛名さんがええんなら俺は何も言わんし、よう考えたら他人のHPやろ?やけぇ何も言えんて」
榛名「そうだよねぇ。次は霜月なんだけど、どんな話がいいかな?」
海猫「11月ねぇ・・・何もないから・・・秋祭り、運動会、葡萄狩り、紅葉狩り、エイリアン狩り(笑)まあ最後のは放っとい て、俺はこん位しか思いつかん。後、秋はスポーツの秋!これだと青葉の独壇場やけど、俺的にはボク娘でOK!(笑)」
榛名「あ〜あ。とうとう壊れちゃった。本編より後書きが長くなっちゃた事だし、ここらでお開きかな?」
海猫「よし!終わりだ終わり!とっとと帰ってアップしてしまおう。んで、俺は寝る。昨日からHP更新作業で徹夜しとってぶち えらいんよ」
榛名「じゃ。海猫さんおやすみなさい。良い夢を」
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