このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

里見電鉄路線案内
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里見電鉄の路線
 里見電気鉄道は、現在2つの路線を保有しております。そのほかに藤田鉱業犬坂鉄道線の、運行を委託されております。それでは各路線の案内をさせていただきます。

里見本線
 
路  線  名
里 見 本 線
使 用 動 力
電気 直流1500V
軌     間
1067㎜
旅 客 営 業 区 間
里見−秋篠
旅 客 営 業 キ ロ
26.9㎞
閉 塞 方 式
単線自動閉塞式
1 日 平 均 旅 客
6237人

<沿線>
 里見本線は電鉄本社のある里見(さとみ)を起点にしております。里見駅は電鉄ストアが併設されており、その1階から出発し
ます。里見を出ると、次は車庫のある安西(あんざい)駅に停車します。その後海岸沿いを走り、那古(なこ)駅から北へ進路を
変え、里見信乃(さとみしの)駅に達します。里見信乃はJR赤穂線との接続駅で、同線開業時に駅を300メートル移動させま
した。里見信乃駅には喫茶「微風の通り道」が併設されております。里見信乃を過ぎ山中の平地を縫うように進み、変電設備のあ
る姥雪(おばゆき)駅を過ぎて開けてくると、東条線との分岐駅である犬懸(いぬかけ)に至ります。犬懸から進路を北西に取り
3駅ほど過ぎたところで終点秋篠です。
<運転>
 普通列車は、早朝深夜を除けば約40分間隔で運行されている。急行列車は朝夕を中心に7往復設定されており普通列車を補う形で運行されている。1日約30往復が運行されており、ラッシュ時は3〜4両編成が、その他の時間では1〜2両で運転されており一部の列車はワンマン化が成されている。
<現況> 
 経営合理化の推進と列車本数の増加に伴う利便性の改善により一時期収支均衡を達成したものの、景気の悪化と共に収支は悪化
を続け、慢性的な赤字経営に落ち込んでしまっている。設備的には全線昭和30年代の改良工事により40㎏レールと単線自動閉
塞式が設置され、昭和40年代にはATSと共にCTCが設置され、安西車庫内の運行管理室で信号扱いを一括することで、大幅
に人員削減を行っている。こういった経緯で少なくとも大手私鉄の支線並の運行設備を持っている。

東条線
 
路  線  名
東 条 線
使 用 動 力
電気 直流1500V
軌     間
1067㎜
旅 客 営 業 区 間
犬懸−東条
旅 客 営 業 キ ロ
5.8㎞
閉 塞 方 式
票券閉塞式 (犬懸−静谷口) 
スタフ閉塞式(静谷口−東条)
1 日 平 均 旅 客
1020人

<沿線>
 東条線は、里見本線の犬懸駅から分岐し東条まで至る路線である。犬懸駅を出て、細い道路と平行してしばらく行くと、桜坂(さくらざか)駅に至る。桜坂駅は静谷学園高校の最寄り駅であり、朝夕は学生達で賑わう。その次の駅が静谷口(しずたにぐち)駅で静谷神社の最寄り駅として開設された山間の駅で、同線唯一の交換可能駅でもある。同駅を出てゆっくりと下りながら2駅過ぎるとJRの線路が近づきそれに沿い始めれば終着駅東条(とうじょう)はもうすぐである。
<運転>
 普通列車のみ17往復設定されている。基本的に1時間に1往復設定されており、通学時間帯のみ本数が増加する。一部の列車は学校の長期休暇中は運休する。運転設備の問題から最大16メートル級電車3両までしか運転できず、途中の鉄橋の強度から動力車2両を続けて連結できない。通学列車は2〜3両、その他の列車は1〜2両で運転されている。
<現況> 
 経営的にはかなりの負担となっており、東条橋梁を始めとする設備の老朽化も進んでいる。犬懸−静谷口は票券閉塞式、静谷口−東条はスタフ閉塞式と旧来の設備のままである。これは設備の改善に伴う人権費の減少より、設置及び運用費用の方が上回ることと、乗客のこれ以上の増加が望めないからである。現在乗客の8割以上が静谷学園の生徒や職員と見られ,路線の廃止も検討されている。

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