■里見市の玄関駅
里見地方の中心都市である里見市は、旧備前里見藩2万3千石の城下町として発展した町で、里見駅は市の中心部、旧武家町の南端に存在します。
里見駅は電鉄バスのターミナルでもあり、というか外観的には電鉄バスのターミナルに付属するかのように裏側に小さく島式ホームがある形になっています。それでも起点駅ということもあってか専門の駅員も常駐しています。
周辺は昔ながらの木造家屋の建ち並ぶ地区で、北に歩けば里見城や武家屋敷のある観光地区に、南に少し歩けば商店街などがある商業地区になります。朝夕は岡山などに向かう通勤通学客で混み合いますが、それ以外の時間はゆったりとした感じになります。
電車は里見駅を出るとすぐ道路を横切り、堀のようになった川を2連のデッキガーター橋で斜めに渡ります。そして密集した家々の軒下をかすめて行き安西駅に向かいます。
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