このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

航空戦に関して

空母部隊は何処まで戦果を挙げられるか

 攻撃隊が思ったより戦果が出なかったと思う人はいませんか?確かに普通にする限りでは思ったほど戦果は上がらないはずです。何故ならマニュアルを見ればお解りのように意外と攻撃隊の攻撃力は意外と低いのです。それでは実際に、空母もしくは戦艦に最大機数突入した場合どれくらい戦果が出るか確認してみましょう。
 
 計算式(突入機数×命中率)×命中弾1発ごとの破壊力=1攻撃隊の破壊力
 爆撃隊 (10×0.5)×2501250
 雷撃隊 (10×0.3)×8002400
  1回の攻撃による総破壊力 3650
  1作戦に於ける総破壊力  7300(第2次攻撃まで行った場合)

 ちなみにネクトル級戦艦の耐久力は33,000ですから、上の表通り戦果が上がった場合、損害率約22パーセントで、中破したことになります。しかも命中状況により多少数値が変動しますし、個艦射撃による損害で実際に攻撃したのは8機だったという可能性もありますから、実際にこの表通りに戦果が上がるかどうか、些か疑問です。もっとも、逆に爆弾が全弾命中するなんてことも発生する場合もありますが。

駆逐艦なら撃破できるか

 なら小型の駆逐艦なら撃破できると思う人もいるかもしれませんが、残念ながら突入最大機数は2機なので、さっきの式に当てはめると、
 
 計算式(突入機数×命中率)×命中弾1発ごとの破壊力=1攻撃隊の破壊力
 爆撃隊 (2×0.5)×250250
 雷撃隊 (2×0.3)×800480
  1回の攻撃による総破壊力 730
  1作戦に於ける総破壊力  1460(第2次攻撃まで行った場合)

 となります。エンケ級駆逐艦の耐久力は1,600ですから上の表通り戦果が上がった場合、損害率約91パーセントで、大破したことになります。但し、よく見ればお解りのように雷撃による攻撃隊の破壊力が1発で得られる破壊力を下回ってます。つまり、1発も雷撃が成功しない確率が高いわけで、その場合は当然破壊力は0です。つまり駆逐艦でも沈まない。下手をすると攻撃の最後になる駆逐艦の場合、攻撃機が足りずに、攻撃自体がなかった。と言う可能性があります。
 

空母は役立たずか

 それでは空母は役に立たない艦なんでしょうか。いいえ、空母部隊は敵との砲戦の前に攻撃を仕掛けられます。そして敵攻撃隊を迎撃することが出来ます。場合によっては敵艦撃破も不可能ではありません。それではまず艦隊防空の面から空母の戦闘力について語りましょう。

オールファイターキャリアの薦め

 もしも敵の艦隊からの航空攻撃を最小限にとどめ、敵の艦隊に損害を与えられれば、どれだけ良いでしょうか。敵の航空攻撃を防ぐには、①副砲の多い艦を艦隊に編入する。②オールファイターキャリア(戦闘機のみ搭載した空母)を配置することが理想的です。空母が必要とされる最初の作戦である惑星空爆作戦の時は赤城級空母を2隻用意し約70機の戦闘機を確保すれば、かなりの損害を回避できます。残った約50機を爆撃機と雷撃機にすればそれなりの戦果も期待できます。そして艦隊に可能な限り駆逐艦を集めればまず大丈夫でしょう。M1要塞衛星撃破作戦の場合は、戦闘機90機のみで若干の損害、130機でほぼ回避できます。飛龍級空母2隻を新造しておけばトン数の割に損害を局限できるでしょう。

空母部隊で敵艦を撃破するには

 まず敵艦を撃破する最低条件としては「敵より多くの航空機を確保する」です。そうすれば敵戦闘機の迎撃を抜けやすくなります。敵の2倍の搭載機が有ればかなり有利でしょう。
 もしも基本最大攻撃機数(戦艦・空母は10機)の合計を攻撃機隊の機数が上回れば、敵1隻ごとの攻撃機数が増加します。上手くすれば一撃で敵重巡撃破なんてことも発生します。
 次に「戦闘機はなるべく多く用意する」です。これは艦隊及び攻撃隊の損害を局限するためです。戦闘機は艦隊攻撃力はありませんが、まず最初に敵は戦闘機を攻撃します。だから戦闘機が多ければ、攻撃隊の損害は減少しますし、敵攻撃機を多く撃墜可能です。戦闘機は全搭載機の5割強確保することをお勧めします。
 空母の戦闘力の強力さを感じたいのなら、リングライン突破作戦で加賀級空母1隻を投入して見て下さい。このシナリオでは敵艦隊は空母無しですから、戦闘機を減らして攻撃機を増やしましょう。敵哨戒艦隊なら3〜4回は加賀だけで潰走させられます。攻撃衛星の護衛艦隊は哨戒艦隊の2倍の戦力ですから少し無理ですけど・・・。しかし、敵護衛艦隊に会うまでの損害はほぼ0ですし、護衛艦隊にもそれなりの損害を与えるのでかなり味方が有利になること請け合いです。



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