このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 第三章 旧国鉄四国循環線構想について

私は四国に在住しているため、この四国循環線建設は
今後の動向がかなり気になるものです。
旧国鉄計画線(四国循環鉄道構想)のうち中村−宿毛間
は土佐くろしお鉄道が開通させ、海部−甲浦間は阿佐海岸鉄道が
開通させました。また、現在土佐くろしお鉄道が御免−奈半利間を建設中
です。しかし、その道のりは遠い・・・というか、きっと計画自体が
なくなってしまっているのではないかと思います。

まず、宇和島−宿毛間について。
宇和島駅の構内配置は宿毛につなげられるようになっています。
しかし、このまま宿毛につなげるにはまず、その方向の建造物を
撤去しなければなりません。いきなり頓挫?
また、建設するにも地形の問題もあるでしょうし、そもそも利用者は
どのくらいなのか、建設資金はどうするのか等、問題ばかりです。

次に御免−奈半利間。
実は開通がずっと延期されっぱなしです。
そもそも、どんな列車が走るのでしょうか。
乗客も少なそうです。
開通させて欲しいものですが、その後のことを考えると
楽観視はできません。

未開通部分の残りである奈半利−甲浦間。
室戸を経由する予定ですが、こちらも手付かずのままです。

御免−甲浦間が開通すれば、室戸岬への観光路線として
徳島−高知間の特急設定がされることでしょう。
ただ、紀勢本線のように頻繁に列車が往来するとは現時点では
考えられませんが・・・。
また、宇和島−宿毛間についてですが、松山からの
特急(「宇和海」との併結も考えられます)が走るか、
宇和島−高知間の特急の設定ということが考えられるでしょう。
足摺岬への観光路線となりますが、やはり乗客は少ない気がします。

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