このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 予讃線(松山−高松)

ここでは、松山から高松までの予讃線についてとりあげます。
長らく非電化でしたが現在は電化され、電車特急が走っています。
以前は特急「しおかぜ」・「いしづち」に加え、急行「いよ」・「うわじま」も
走っており、停車駅も今に比べてかなり多かったようです。
ちなみに、1989年当時、松山−高松間は特急で三時間、急行で三時間
十分かかっていました。現在では二時間半ほどです。
そしてこのほど、季節列車ですが「サンライズ瀬戸」も松山まで
走ります。

駅リスト
(赤字が特急停車駅、緑字は旧特急・急行停車駅です。)

松山(まつやま)

言わずとしれた県都松山の駅です。

三津浜(みつはま)

昔は一部の特急が停車していました。

伊予和気(いよわけ)

1989年時、「うわじま1号」が停車していました。

堀江(ほりえ)

国鉄仁堀航路の乗り換え駅でした。

光洋台(こうようだい)

小さな駅で、交換設備もありません。

粟井(あわい)

交換設備をもった駅です。

柳原(やなぎはら)

中江藤樹・高浜虚子の出身地だそうです。

伊予北条(いよほうじょう)

現在は一部の特急しか停車しません。

大浦(おおうら)

信号所から昇格しました。

浅海(あさなみ)

「うみ」を「なみ」と読みます。交換設備あります。

菊間(きくま)

瓦で有名です。伊予和気同様、急行が停車。

伊予亀岡(いよかめおか)

交換設備を持っています。

大西(おおにし)

1989年時、「うわじま1号」が停車していました。

波方(なみかた)

駅としての歴史はまだ浅いです。

波止浜(はしはま)

伊予でもっとも早くに塩田がひらかれたそうです。

今治(いまばり)

しまなみ街道への玄関口です。タオルでも有名です。

伊予富田(いよとみた)

交換設備があります。

伊予桜井(いよさくらい)

伊予の国府が置かれた場所だそうです。

伊予三芳(いよみよし)

壬生川との間に天井川があります。

壬生川(にゅうがわ)

東予市の玄関口。ほとんどの特急がとまります。

玉之江(たまのえ)

交換設備のない、さみしい駅です。

伊予小松(いよこまつ)

小松町の中心駅です。

伊予氷見(いよひみ)

交換設備はありません。

石鎚山(いしづちやま)

登山シーズンに特急が臨時停車します。

伊予西条(いよさいじょう)

水の都、西条市の玄関口です。

中萩(なかはぎ)

交換設備を持っています。

新居浜(にいはま)

工業都市新居浜の玄関口です。

多喜浜(たきはま)

交換設備を持っています。

関川(せきがわ)

交換設備があります。

伊予土居(いよどい)

一部の特急・急行が停車していました。

赤星(あかぼし)

片側使用のホームです。

伊予寒川(いよさんがわ)

交換設備を持っています。

伊予三島(いよみしま)

製紙で有名な街で、貨物列車も出ていました。

川之江(かわのえ)

伊予三島と同じく、製紙で有名です。

箕浦(みのうら)

交換設備があります。ここから香川県です。

豊浜(とよはま)

一部の特急・急行が停車していました。

観音寺(かんおんじ)

有明浜に「寛永通宝」の銭形があります。

本山(もとやま)

交換設備を持っています。

比地大(ひじだい)

ホーム一面で交換設備はありません。

高瀬(たかせ)

一日数本の特急が停車します。交換可能駅です。

みの

旧駅名は「高瀬大坊」。町名にあわせました。

詫間(たくま)

みどりの窓口があります。特急も数本停車します。

海岸寺(かいがんじ)

弘法大師ゆかりの寺からとった駅名だそうです。

多度津(たどつ)

土讃線との分岐駅、特急の分割・併結駅です。

讃岐塩屋(さぬきしおや)

多度津からは複線です。

丸亀(まるがめ)

ここと宇多津との間は単線に戻っています。

宇多津(うたづ)

ここから本四備讃線が分岐します。

坂出(さかいで)

かつては塩田の街でした。

八十場(やそば)

相対式ホームです。

鴨川(かもがわ)

利用者の多い駅です。

讃岐府中(さぬきふちゅう)

開業当時から無人駅でした。

国分(こくぶ)

相対式ホームでカーブしています。

端岡(はしおか)

この駅も利用者は多い様です。

鬼無(きなし)

鬼がいなくなったと言う意だそうです。

香西(こうざい)

無人駅です。

高松(たかまつ)

現在新駅建設のため、仮駅で営業しています。

まとめ

スピードアップのため、特急停車駅が少なくなりました。
私個人としては一本くらい急行並みに停車する特急、あるいは
急行の復活を望みます。その場合、私の考える追加停車駅は
三津浜・菊間・大西・波方・伊予小松・伊予土居・豊浜・
鴨川というところです。根拠はあまりありません。(笑)
以前にくらべて快適性は上がりましたが、高速道路に対抗する
にはいささか力不足のように思われます。利用者減少の現象
として一番分かりやすい例が、しおかぜ・いしづちの併結運転でしょう。
これからは、いかにより快適に旅ができるか、そして利用者にとって
利用しやすい時間帯に列車を設定するなどの改善が必要と思われます。

参考文献)『山陽・四国920駅』 小学館

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