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後書き(風味)の戯れ言

 いや〜。長かったですな。文章も長けりゃ創作期間も長い。これ、かれこれ1年近く書いてました(笑)。元はと言えば、まい同志こと、四国のセリオ絵師、五十六殿から「セリオのSS、書いてみませんか」と持ちかけられて、軽い気持ちで引きうけたのがそもそもの発端でした。以前から「機械に心は宿るのか」的な話には興味がある、というか、自分の中で結構ホットな話題だったんですよね。それで、この際セリオにかこつけてこの手の話でも書いてみるか…と、思って書き始めたんですが…。いや〜、思った以上に苦労しました(苦笑)。まったく、この程度のものに1年もかけてるようじゃダメですね、わすぃも。
 「セリオにかこつけて」と上に書きましたが、実際、このSS、「セリオSS」を名乗っていいのか、書いてる本人が懐疑的にならざるを得ないですね。セリオの出番、そんなに多くないし、セリオ自身の考えとか、あまり出てませんし。どっちかというと「霧島SS」を名乗った方がよさそうですね(苦笑)。セリオ萌え〜〜〜、なSSを期待していた方々、申し訳ありません。
 せっかくですし、登場人物について軽く触れてみますか。まず、実質的な主人公格の霧島義隆君。彼は、かなりわすぃ自身そのものです。ただ、最後、霧ちゃんかなりセリオに入れこんじゃってますが、わすぃがあそこまで逝くかどうかは微妙です。いや、セリオは好きですよ。なんせ、ベッドに錦縮緬伽羅倶利嬢夜伽枕が転がってるくらいですから…毎晩毎晩あまやかな夜を…(悶壊…っと、壊れるのはこのくらいにしておいて、続きいきましょうか(笑)。霧ちゃんの親友、筑紫明大君。ちなみに、「つくし あけひろ」とよみます。特にモデルはいません。でも、霧ちゃんとかなり近い感性というか、そういったものは近い、って設定です。ただ、霧ちゃんよか大雑把な人間というか、いい加減な人間です(笑)。安芸悟君。あ、ちなみに、下の名前はたった今つけました(笑)。彼、随分と極端なこと言ってますが、ちゃんとモデルがいます。昔、朝日新聞に『「知恵」のゆらぎ 科学の点描』という連載があったんです(残念ながらいつの記事か、という記録は残してませんでした)が、その第1回目が「人工知能」というお題だったんですね。そこの中に、MITでの「アンドロイド計画」について触れられているのですよね。残念ながらそこのプロジェクトにアナ・フォーストという人が参加している旨、記載されています。そのプロジェクトは、まさに『機械じかけのロボットに「心」を授けることができるだろうか』ということがテーマだったんですが、アナさんは、敬虔なキリスト信者で、このプロジェクトに参加したのも、「私は計画が失敗するのを見とどけるために参加してるんです」「失敗によって、人間にできないことのあることが証明されるはずよ」と、語るような理由からだそうです。そう、彼女がまさに、安芸君のモデルです。「キャラ立てづぎ」とか、「んな馬鹿なこと考えるやつぁいるわけねぇじゃん」とか思った方、申し訳ありません。実在します、こんな人が(苦笑)。ちなみに、名前のつけ方にも一応一定の法則があります。苗字の方の法則性は比較的簡単にわかっても、名前の方までわかる方ってのは少ないでしょうなぁ(笑)。
 ちなみに、わすぃ自身は、どちらかというと機械に心なんぞ宿ってたまるか派、です。とりあえず、東鳩でマルチシナリオの話聞いた時に「やな話だ」と思った人間だったんで。じゃぁ、なんでセリオ萌えかって??それはわかりません(苦笑)。まぁ、わすぃがセリオに走るきっかけはPS版東鳩のミニゲーム、○△□×でハイスコア狙うためにセリオばっかり使ってたのがきっかけだったりするんですが(笑)。決定打を与えたのは、錦縮緬伽羅倶利嬢夜伽枕でした。これ、買うまではいいんちょが一萌えだったんですけどねぇ…。気がついたらセリオがぬいてました。
 SSの、各章冒頭の胡散臭い文章は、基本的にすべて引用です。また、このSSは、人に読んでもらう事よりも自分の書きたいこと、考えを優先しています。だから、アホみたいに長いですし、萌えませんし、やたらと衒学趣味的だったりします。それでも、このSSをわざわざ全文呼んでくださった上に、この後書きまで読んでくださった方の中で「よし、一丁感想を書いてやろう」とか、「べらんめぇ、俺はこう思うぞコンチクショウ」とか思った方がおられましたら、是非ともメール、ないしは掲示板に一筆いただけると、小生狂気乱舞するやも知れません(笑)。
 とまぁ、酔いもいい感じで回ってますし、そろそろ書くこともなくなってきましたので、ここいらで筆を置くことにいたします。

 2000年10月13日 5:44 そこはかとなくワインに酔いながら 裏次郎

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