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あぁ…なんていうか、すんません。
まぁ、たまに格好つけてこんなことやってみたくもなるもんですって。
お付き合い下さいましてありがとうございます。
というわけでいつもの体裁の水軒最終日レポなんて物も用意しました。
もしよろしければ御覧下さいませ。
2002年5月25日-さようなら水軒・ありがとう水軒
…と、ありきたりのタイトルを振ってみる
さあ、遂にこの日がやってきた。祭りの朝だ。
布団から這い出て2ちゃんねるを覗いてみる。
なんと、始発電車は危険なくらい混んでいるとのことだ。あとから画像を見せて頂いたのだが、
水軒駅のホームが人で埋まってとんでもないことになっていた。
そんな中、当方は11時頃に出発。
気持ち悪いくらい天気が良く、空が青い。
孝子峠にさしかかろうかという場面。国道26号もガラガラ。 わかりにくいですが、左手に見えるのは 7000系※1+10000系の特急サザソ。 7000系も来年で誕生40周年。何気に凄い。 | |
沿線はこんな感じでした。 この前のサザンの時と同じく撮り鉄がいっぱい。 踏切付近には南海の社員さんによる監視員が配置されていました。 | |
水軒駅着。思ったほど人は居ない。沿線にほどよく散っているからか。 むむ、良く見かける車がポツポツ… 早速、水軒メンバーを数名発見。まだ電車は来ないようで、周りものんびりしている。 今回も最終日ということで仮設駅売店が盛業中。 なんと冷たい飲み物と弁当まで販売ときたもんだ。 ちなみに飲み物はリゾート価格※2 | |
…何かが足りない。 それにしても、こんな駅にもわざわざ立派なワンマンミラーを付けたのね… ホームの鉄柵にしても駅舎にしてもそうだが、なんだか異様に過剰な設備だと今更ながら思う。 | |
駅売店の様子。相変わらず色々な物が売られてます。 私は…阪堺電軌の乗り換え券発行機に貼られるラベルを買った。\500 | |
今回も都合良く駅舎を利用する機会に恵まれた。 因みに床は的外れな人達のおかげでびしょびしょ。 この画像は露光で撮ったので明るく見えますが、実際は真っ暗。
遂にトイレットペーパもすっきりとなくなっていた。 感無量。 | |
あおつきさん製作のお手洗ラベル。 南海の駅サインを研究しつつアレンジング(されたものと思われる)。
むむ、実に上出来。 | |
陽炎揺らぐ水軒駅に 臨時電車が進入します。
周囲に戦慄が走る!! | |
今回も大判振舞の角板付き。 そして、ホームでは… 鉄ヲタてんこもり。これを撮っている私の周りもてんこもり。 この辺りになると水軒メンバーも大集合状態。色々とたわいもないことを駄弁って過ごす。 と、メンバー数名が急に何かに反応した…と!! | |
2chで 専用スレ が建った、魅惑のさくらたんハァハァが登場!!!!!! なんていうか、凄すぎて私は凍りました。
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7100系の折妻ぶりがよくわかるカット。 地味ながらも、美しい電車だなぁと自分は思っています… 今回は停車位置との兼ね合いか、駅名板はここに貼られました。 | |
ちなみに、この車は検査から出場したばかりで とても美しいのですが…
銘板の標記もスッキリ!? | |
これから皆は臨電で和歌山市駅へと向かい、返しの…そう。水軒行きの最終列車に乗ると言う。 相当な混雑を覚悟しつつ、私達もついていくことに。 ホームでは社員さんがこの臨電で帰らないと、最終電車は積み残しが出る可能性があるという旨を放送していた。
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そしてここで臨電の運転も終了。 一日ヲタ輸送に従事した車輌もひきあげていった。 出場早々お疲れ様でした。 本線用車輌故の前幌がイカス。 | |
そして最期の[ 普通 水 軒 ]表示。
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セレモニー直前のホーム。まさしく黒山の人だかり…なのだが、 名鉄谷汲線の時はもっとえげつなかったと聞きました。 第一頁でも書き記しましたが、セレモニーはもう何がなんだか状態で見ることは出来ず。 サッサと車内に入ることに。何やら挙動不審の半ズヴォソが居るな…と思っていたら なんと架線柱をクライム!!2ch関連の画像板でも晒されていましたが、 梯子状の転落防止装置にも上っていたようだ。おいおい… | |
はっきりいって、乗車時の記憶はなんにも残ってないです。 まさしく、通勤ラッシュ。 只…和歌山市発車時に一両目から吹いてきた酸っっっっぱい風が忘れられない… 警笛もいつもより多め。ドキュソ撮り鉄が大活躍していたのだろうか。 | |
水軒到着。もう人だらけ。みんな必死すぎだよ〜
というわけで、折り返し待機時の画像。 思いっきり開いた窓と箱乗り鉄ヲタが… さよならムードですなぁ。 | |
ここがこう賑わうことも二度とあるまい。 そして、最終電車が発車。 窓から乗り出した鉄ヲタが盛んに手を振っていました。 いや〜、もうここに電車が来ることも無いんですなぁ…
ちと寂しいものがあります。 | |
すかさず社員さん達によって設備の撤収が開始されました。 剥がせる物は全て剥がし、盗られそうな物は撤去。なんと駅舎まで封鎖ときたもんだ。
通電状態を確認しているのでしょうか。 | |
ふと、ここで背後から声を掛けられる。 誰かと思い振りかえると鉄道板の固定さん、N氏とS氏が居た。 S氏は本当にスーパーカブに乗ってここ迄来たようです。 | |
荷台に乗るのは駅名板。今秋の千代田工場にて幾ら値段が付くやら。 いつしかの公開時は22001号車※3の切りぬき外板が4万円くらいだったと記憶しています。 | |
終電が出てからも訪れる人は後を絶たず、暫くの間は名残を惜しむ人達で駅構内が賑わっていました。 | |
暫しの間、両氏と語らう。 と、傍から声を掛ける人が。 同じ空間を共有する趣味者の語らいです。 なんと東京の方から遠路はるばるやって来られたそうだ。
凄まじい意気込みを感じる。 | |
目の前を犬が横切る。これが「水軒渡船の犬」なのだろうか。それを見たS氏が一言 「あ ぞぬだ」 私的には聞き慣れた言葉なのでフツーに反応したのだが、どうやらこれが 私達が2ちゃねらであるということの認証になってしまった模様。 そう。この関東から来られた方も2ちゃねらだったのです。 | |
南海電車が緑濃淡色だった頃に羽倉崎に住んでおられたそうで、現在の変わり様に驚きを隠せないとのことでした。 むむぅ。確かに。 | |
周りには誰も居ない。私達が最後の残留組だったようだ。 もう少し居たかったが、ここで解散。 綺麗な夕日に照らされつつ、またしても大川峠を経由して帰着。 | |
とても綺麗な夕日だったので、ここに頁を割いて掲載させて頂きます。 | |
水軒の影に隠れてあまり目立ちませんでしたが、同じ日に使命を終えた構造物がもう一つ。
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泉佐野駅のなんば方面用プラットホームが 高架化を機に使用停止となりました。
南海に多々ある主要駅の中でも特に近代化が遅れ、 昭和の匂いがかすかに残るホームでした。 |
こうして、趣味的な切り口から見た「南海」は「NAN<AI」へと脱皮していくのでしょうか。
2003年11月3日フォント修正、画像総入換
※1 昭和38年に誕生した20M片開き4扉の車体を持つ車輌。
大半が帝国車輌製。初期車の車内にある製造銘板は見物です。
※2 海水浴場やら観光地にて。
ふと、喉を潤したくなってジュースを買う為に120円を入れてボタンを押す…が、出てこない…
ふと値段を見る…なんと!!150円!!
※3 高野線・高野山直通急行に使われていた車輌。
大部分は支線用に車体更新・改造されましたが、一部の車輌は残念なことに廃車解体される運命に。
初番の22001-22002も廃車対象となりました。
#何故か22003-22004が熊本へ旅立ったという謎…
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