このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
下線部に注目していただきたい。
みさき公園4番線より、5時 2分発。
唯一、4番線から発車する多奈川線の始発電車を記録しようと
みさき公園駅へと出向きました。
そもそも、みさき公園駅の4番線とは… |
みさき公園駅から分岐する支線こと「多奈川線」専用に造られた切り欠き状のホームである。
なんば行きホームの和歌山市方に存在し、永らくその使命を全うしてきた。
駅舎の改築と共に、地下道が整備される以前はすぐ側の2番-3番線間に小振りな構内踏切が存在して、
和歌山市方面、もしくは折り返しなんば行きの普通車に乗りかえるのにも便利であった。
ところが、階段からの(それ以前は改札から構内踏切を経由した)距離があまりにもあり過ぎる為か、多奈川線の発着はなんば方面の退避、
もしくは今は無き多奈川線直通急行「淡路号」用ホームとして使用されていた5番線、それも階段に横付けするように停車するようになった。
これにより改札、もしくは隣ホームからの乗り換えも飛躍的に便利になった。
只、折り返し時間帯に5番線に列車が在線する場合は当然5番線が使えなくなるので
4番線発着となる列車も僅かながら存在していたのを覚えている。
それから数年。
久々にじっくり時刻表と向き合っていると、多奈川線の初電に印が入っているのを見つけた。何だろうと備考を見る。「4番線より発車」
…
何時の間にか一本だけになってたのね…それも初電。
後々2chでこの話題に触れると、これはレール磨き※1の為にこうしているのではとのレスを頂く。なるほど。
和歌山市方面から5番線には直接入線できるので、この電車を5番線発車にすることは容易であろう。
だが敢えてそうしなかったのにはちゃんとした理由があったようだ。
というわけで、スル関3day最終日となった9月1日。この為だけに目覚ましを合わせた。4時半に目が覚める。
嫌がる体を無理無理起こしてみさき公園駅へと向かう…ホームには誰も居ない…と思いきや釣りオヤジが一人。
2番線にて、カメラを構える。
空が白みはじめる。 さあ、そろそろ来るなァ…
入線放送が入り、ヘッドライトが迫る。 | |
一日、一度だけになってしまった入線シーン。 この時間に用事のある人か、私のような変態のみに許された光景。 | |
到着。 これより終日に渡ってただひたすら支線内を往復する運用が始まる。
山線のエキスパートであった2200系からすれば 本来持つ力を殆ど使わない、使えない仕業であろう。 | |
この日の運用に就いたのは2202F。 前日は汐見橋方面の運用に入ってたなぁ…
私的には幌枠の付いた2200が来たので良き収穫となりました。 幌付の2203Fなら尚良でしたが… | |
少々引いたアングルから。 電車の位置がおわかりいただけるでしょうか?
…ならもっと引いてみましょう。 | |
てなわけでこんな感じ。 地下道が整備されたのでこれでも少々距離は縮まってはいるものの、 かなり歩くことに変わりはない。 過去はこれに加えて距離は2倍、そして1、2番線との近道ではあるものの 幅の狭い構内踏切…まさしくバリアフリー上等の構造。 | |
ボーッと電車を眺めていたら発車のアナウンスが。 ズームの唸りが構内に響く。 あとは盲動鈴と下の国道を走るトラックの音が聞こえるのみ。
時間が経つにつれて、美しく色付く空。さぁ、帰ろう。 |
地下道にて… これは強烈だ…みさき公園に行く子供が泣くぞ… なんとフリーハンド。駅員氏の絵心に乾杯 |
さあ。もう一眠りしますか。夜明けはもうすぐ…だが
ちなみにこの日は…一眠りした後、炎天下に須磨の水族館までの荒行が続くこととなりました。
2003年11月28日フォント修正、画像貼り直し
2005年11月6日 ちょっと修正
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