このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
免許の更新に行きました。 早いもんで、もう二回目なのですが、未だに免許が青のままorz
で、更新手続きを済ませたら…写真撮影まで2時間近くもあるじゃないですか… こりゃたまらん。何か暇つぶしを考えねば…
そうだ、泉北高速に乗りましょう。 二駅乗って、辿り着いたのは泉が丘。 大体、私が何をしたいのか御察しいただけたでしょう…か? | |
折角の高速路線なんだから三菱直流モータの唸りを満喫したかったのですが、 やってきたのは5000系。いやはや、これはこれで豪華な電車ですね…
振り返ると泉が丘の駅ビル。 いい感じで年輪を重ねています。 | |
下を見るとシャコタンのバスがいっぱい。 じつは、嫁さんの母校もここが最寄でして、 付き合い始めの頃によく迎えに行ったことを思い出しました。 | |
地図を見る。 うーん、これではわからない。 勘で歩くしかないか… | |
大阪府児童科学館「ビッグバン」。 いやはや、只々すんげぇとしか言いようのない規模…
わしゃガキの頃は、こんなもん無かったですよ… みさき公園の催し物館が輝いて見えたもの。
泉北高速のクマさん電車はここのPR用なのは周知の通りです。 | |
パンジョの横をヘコヘコ歩く。 うーん、何処やねん… 小雪が舞う中、行き当たりばったりの道中が続く。 | |
腹減った… とりあえずマクドで昼飯買って、歩き食い…
あんまり寒いので舌が痺れてきました。 | |
特に勘を頼ったわけでもなく、普通に歩いていると… 公園らしきものが目の前に。
これじゃないかな… | |
開館日は何気に週3日、それも平日は水曜だけだったようだ… なんと運のいい…
勝手に入ったら房江ハンの手先に怒られるようです。 | |
というわけで、スンナリと園内に入れました。 最近どうも事がうまく運ばないことが多く、運に見放された感のある私でしたが たまにゃこんなめぐり合わせもあるんだなぁ
というわけでクマさん仕様になった100系クハ588です。いやはや… 据付当初とは方向幕が変わっているような。 | |
ベンチでマクドを食す。 いやはや、寒いのは寒いのだが、歩き回ったおかげで体の芯は暖かい。 中に人が居るようです。はて、休憩しに来た兄ちゃんなのか、管理人さんなのか。 この公園は管理人さんが居そうなので、そうなのでしょう。
暫ししてから外にある薪ストーブに木をくべに来た。 「そこだと寒いでしょ。こちらでどうぞ…」とお声を掛けて頂きました。 | |
というわけで、ここまで来たら…こちらと言わずに車内潜入取材開始(笑 当然、管理のお兄さんの許可は頂いてからの変態行為なのでご了承ください(笑
運転席も見せてもらったり。 基本的には、いつも見ている運転台と変わりは無いですね。 | |
当然、座ったりもする。 泉北100系って乗車した記憶が無いんですよね。 なんばではよく見掛けたものですが。 | |
平面6100の平面たる故。 ここら辺の造作が微妙に違ったり。
元々は鳳の東急で生まれたであろうこの車輌。 車生の殆どを堺市で過ごしたことになります。 | |
そんな堺生まれ・堺育ちな100系も、車生の中で一度だけ、遠い所へ旅に出たことがありました。 この冷房ダクトをはじめとする一連の冷改工事を本元の東急車輛で受けた為です。
…南海車輌工業ではできなかったの…かな? 確か南海6000系も更新冷改の第一陣はあちらで施工していましたね。 | |
路線図。 当然のように水軒が残っています。 携帯電話のカメラで撮影した為、鮮明な画像は提供できません… | |
車内の一部はじゅうたん敷きになっていて、プレイゾーンとなっています。 元来、この公園はプレイパーク構想というものの中で暖められていたものだそうで、 私のような世代が当たり前のようにできた色んな遊びができなくなった現代の子供達のために 提供された遊び場とのことです。泥土遊びやら秘密基地なんかの類ですね。
管理のお兄さんも、ボランティアとしてここで頑張っておられます。 | |
この車を大阪府都市開発より提供頂く際も、できるだけ営業運転時の姿で、 子供達が色んなことを体験してもらえるように改修は最低限のものとして、あとはバリアフリーに対応するのと、 照明、空調が機能すること、そして窓に鍵が掛けられるようにして欲しいなどのリクエストをしたそうですが、 先方も協力的で、色々と良い条件で譲渡していただくことができたそうです。
外装がクマ電なのは、この公園が裏手にある大型児童施設「ビッグバン」の傍系施設であるからでしょう。 | |
当時からパンジョはあったのか… 車号プレートは意外と質素なですね。 ちなみに、空調は天井のCU-191ではなく、側に家庭用エアコンを据え付けることで対応しています。 只、車体に大穴を開けて側面に室外機を吊ったりすることもなく、巧く隠してあるのはさすがです。 | |
というわけでCU-191の室内側はこんな感じ。 黄色いカバーは西日本の103系で見られるWAU102を否応がなしに想像させる。 音だけがでかくて、全然効かなかったと言うから悲しいもんです。
一部の発生品は上信電鉄や琴電で走っています。 | |
ローリーファン。真ん中には泉北マーク 補助的にこんなので補っていたのですね。南海タイプの電車では珍しい例です。
泉北3000系一次車の冷改では室内もしっかりしたダクトを整備していたのですが… そもそも、6100タイプの車体にこの冷房というのも異色ですよね。。 普通ならRPU-1510(8機分散タイプ)を据えつけると思うのですが。 | |
子ども用の運転台解説プレート。
暫し、管理のお兄さんに色々話を伺う。 当然、こちらが鉄ヲタというのは隠蔽??しているので、偏った話はせずに この冒険遊び場こと「ちょっとバン」のことを中心に色々とお話を頂きました。 ここで全てを書き綴るのもどうかと思いますので、 詳しいことは こちら のHPを御参照ください。 | |
要は忘れられそうになっている「子供達の遊び」をここで繰り広げていけばという趣旨です。 私が育った淡輪というところは学校の裏山や海や池やたまねぎ小屋が沢山あったので、 この手の遊びには事足りることは無かったものですが、今のご時世、なかなかそうはいきませんわな… 「元来、子供の遊びというものは危なっかしくて、汚いものである」という主張に私も同意します。
さて、そろそろ試験場に戻らなくては。お兄さんにお礼をして、駅への近道を教えていただき、 光明池に向かうこととします。 ドア広告。懐かしの日清サラダ油。さて、今日の飯は何にしようものか。 私のシルエットが映ってしまうのは仕様ですね… | |
クマさん。 コルゲートに貼り付けるのは至難の業であったでしょう。 | |
FS079。 南海に行って6300系の脚になった分と、泉北の予備台車となった分以外にも こんなところにあったりするのですね…
冷房装置もそうなのですが、譲渡・再用されなかったのも何かイロイロあったのでしょうね。
この辺りから覗くと、セミステンレス車であることもわかりますね。 | |
というわけで、今回の取材はかなりの収穫を伴い、 有意義な時間と共に終わらせることができました。 次回訪れる時も、この美しい姿を拝めることを期待しつつ…
こうして見ると3000系との意匠の違いが面白い。 しかしこの車、2連口もあったんだし、何処かで活用されたり…無理かなぁ。 現役のうちに撮影できなかったのも、今となっては心残りです。 | |
それでは、またいつの日か。鼻水が出てきそうな寒さの中、泉が丘に戻ります。 今度こそ何か来いと思ったら、往路で乗った5000系が なんばから折り返して私を迎えにきました_|‾|○
普通の人よりはちょっと長い講習を受けて、免許証も青いままですが 無事交付してもらえました。ヨカッタヨカッタ | |
それでは、この「ちょっとバン」への行き方を。 私は知らなかったのでパンジョ側から ものすごく遠回りをしたのですが… | |
泉が丘駅を降りたら東側の出口を出まして、 ペデストリアンデッキを歩きます。 「ビッグバン」の大きな塔を左に望み… | |
池を右手に道なりに進みますと、 | |
こんな階段が見えてきます。 要は この辺 。
結構、高台に置かれているわけですね… 泉が丘のヌシこと588号車。 |
2005年1月14日製作開始
2005年1月25日製作完了
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