このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

抑留経験者である、中村嘉一郎・高橋秀雄 両氏の近況

トップページ




平成十三年 老人会が主催する温泉旅行に中村氏・高橋氏が揃って出かける。
指定ホテルに到着すると、帰り客の中から「なかむらぁー!」と呼ぶ声がする。
五十年ぶり・収容所で別れた戦友・関根英治の顔が目の前にあった。
人目をはばかることなく、抱き合い、ただ涙した。



平成十三年 中村氏・高橋夫妻を、西伊豆・田子漁港へご案内した。
入り組んだ小さな岬の隅に、戦中、特攻艇「震洋」を隠す為に掘られた
洞窟の後があった。




つい最近まで、ゴミ捨て場になっていた洞穴に
説明文が掲げられていた。



西伊豆・堂ヶ島の近く。海にそそり立つ岸壁の上の露天風呂で話を咲かせる。
眼下を遊覧船がマイク音を張り上げて通り去る。
手を振ると、船上の娘さん??も手を振り替えした。
三四郎島が目の前に見えた。



西伊豆より持ち帰ったボラを高橋氏が舟盛りに仕上げる。
話は尽きず、酒がまたすすむ。
同席した常連客にも刺身を振る舞う。
「美味しいタイですね!」
高橋氏を見ると、優しい目が一層細くなっていた。


トップページ

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください