このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
このページでは出かけた先で撮影した画像を紹介します。
日本航空機製造が作った国産旅客機YS-11。30席を超える旅客機にTCAS装備を国土交通省が義務づけたことによって日本の空から退役する日が近づいています。エアーニッポンでは後継機として、DHC-8-Q300を羽田〜大島線に投入し、残るは札幌丘珠ベースのみとなりました。日本エアコミューターでは鹿児島ベースで種子島、与論といった離島アクセスの他、新たに開設した伊丹便の様な長距離路線があります。春夏にこの南北のYSのベース空港で撮影した画像を紹介します。 1.1 札幌丘珠空港
札幌丘珠空港での搭乗の様子('01年4月)札幌丘珠空港に就航している定期便はエアーニッポンのYSのみ。ボーディングブリッジのないすっきりとした空港ビルから歩いての搭乗というほのぼのとした光景が今も見られます。
1.2 鹿児島空港
YS-11天国の鹿児島空港('01年8月)日本エアコミューターのベース鹿児島空港は3000メートルの滑走路に1日中色々な飛行機が見られ、YSの離着陸も多く1日中見られます。但し、YSの駐機場は屋上展望デッキから良く見ることが出来ないのが残念なところ。空港向かいの鹿児島空港ホテルに泊まると、空港側の部屋からJACのYSやSAAB340Bの駐機場がよく見られ、朝方の出発ラッシュにはロールスロイスダートMk542サウンドが楽しめます。撮影は200〜300mm位があるとよろしいです。
1.3 福岡空港
YSは第1ターミナルです。 地上から電源をとっているのですっきりしてますね('01年4月)福岡空港というと普通は第2ターミナルの方に行ってしまいがちですが、いわゆるローカル路線と云いましょうか、ANKやJACをはじめJASのローカル路線はこちらですね。スカイマークはローカル線か?なんてツッコミは入れないでね。以前何気なくANKの搭乗手続きを全日空(第2ターミナル)でしようとして恥をかいた事があります。だって、どこ行っても全日空とエアーニッポンなんて同じカウンターだからね。第1ターミナルは第2ターミナルの様な賑やかなレストラン街もなく至ってこじんまりとした地方空港してます。更に云えば、地下鉄の出口から遠い(国際線ほどではないけど)!3階の展望デッキは無料で入れる様になったのですが、目の細かい金網がいただけません。デジカメや一眼レフならともかくコンタG1みたいなカメラではちょっと狙いが定めにくいです(第2ターミナルのアクリル板も厄介ですが)。
1.4 函館空港
快晴のEL354便丘珠行き('01年4月)函館空港はこれまで2度訪れました。普通の人が考えたら??なルートなのですが、東京から札幌に行くのにYS-11に乗りたいだけのために函館で乗換をして搭乗しました。YS初体験もここからでした。座った席は3D席。窓の外にはデカいプロペラ。こいつが回転し始めると壁やらシートやらが振動しはじめて、丘珠まで短いフライトでしたが大騒ぎでした(笑)。この様なバカげた旅程は超割の時しかできませんね。丘珠に慣れると千歳は遠くで面倒に思えてきます。
1.5 出雲空港
近い将来に一線を退く3機(YS-11 A300B2/B4 JS31) ('01年3月)3月末に仕事の用事で出雲まで行きました。出雲空港は宍道湖のすぐ横に位置し、滑走路が道路に近い(というか金網1枚)ため、離陸時の臨場感は最高でした。普段利用している空港が富山空港ということもあり、青が基調(全日空系だからね)の空港カウンターに見慣れている私にとっては日本エアシステム系のオレンジ系のカウンターは新鮮に見えました。ここに写っているJ-AIRのJS31も乗ってみたい1機です。客室乗務員の乗っていない旅客機...まだ乗ったこと無いです。J-AIRもCRJ-200を導入して一気にジェット化するようなので早くせねば...またA300B2/B4というと、最後の3メンクルー機の部類ですよね。A300-600RやB777に移行してしまったらJASにいるフライトエンジニアはどうなってしまうんでしょうねぇ。この空港の展望デッキは柵も低くて見晴らしもよくて素晴らしいのですが、問題点が1つあります。入場料を払ってデッキに出るとそこにはトイレが無いこと。長丁場で撮影をするときはトイレ1回100円だと覚悟する必要があります(笑)。
このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |