このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください



祝100周年

1908年、地元有志と初代島鉄社長植木元太郎氏は、5月5日に島原市内の快
光院で、島原鉄道株式会社の創立集会を開きました。

この記念すべき年から、ちょうど100年。
2008年5月5日、島原鉄道はついに100周年を迎えました。

1911年6月20日には、横浜〜新橋間を日本で初めて走った1号機関車とその僚
機4台、客車を払い下げを受け、諫早〜愛野間で営業を開始しました。

1913年9月24日には湊新地(後の島原湊・現南島原)まで開業し、全線開業を
果たしました。

その後、口之津鉄道(島原湊〜加津佐間)を合併し、路線を拡大。人口の少な
い区間ながら、水害・火山災害に打ち勝ちながら60余年経営をしてきたもの
の、もはや限界ともいえるモータリゼーションの進行から、存続を断念し、2008
年3月31日限りで廃止されたのは記憶に新しいところです。

そうして、原点回帰ともいえる本来の島原鉄道の区間のみで、存続を掛けてい
る島原鉄道。南目線廃止とともに、列車増発と急行増発を行い、懸命な努力を
しているのは、ご存知の通りかと思います。

どうぞ、新時代を向かえ、また100周年という記念すべき年を迎えた島原鉄道を
応援して下さい。


本来であれば、この記念すべき日には現地に駆けつけたいところではあります
が、仕事の都合で叶いません。遠く離れた横浜の地より、100周年をお祝いい
たします。

上野弘介


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