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△大分の旅と鉄道
2003年のニュース
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3月13日ダイヤ改定ハイライト | ||||||||||
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<独自取材><掲載:2004年3月23日> |
JR九州3月13日ダイヤ改定 大分都市圏ダイヤ充実・臼杵以南の普通は大幅減便 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
既報の通り、JR九州は九州新幹線開業に伴うダイヤ改定を3月13日に実施します。大分県内での改定内容は以下の通りです。 <日豊本線特急> 小倉・別府〜宮崎方面を結ぶ「にちりん号」は、日豊本線大分〜佐伯間の高速化工事の完成に伴い4往復が増発されます。これにより大分以南の特急1時間体制が復活。引き換えに、1往復を除いて小倉〜別府間が廃止されます。これらの列車は速達型「ソニック」と接続するため、県南から博多への所要時間は大幅短縮となりますが、小倉までの利用でも乗換えを強いられる機会が増えることになります。 また、早朝・深夜に中津発着のソニックが1往復増発されます。特に早朝の一本は、ドリームにちりんと従来の始発ソニックを埋める時間の運行で、利便性が高まりそうです。
<久大本線特急> かつては久大本線で「ゆふいんの森」として活躍した183系気動車が、「ゆふDX」としてカムバック。「ゆふ」号3往復のうち、1.5往復で運行されます。一日毎に185系「ゆふ」と183系「ゆふDX」が交互に運行される、ユニークなダイヤです。 <豊肥本線特急> 別府・大分〜熊本で運行されてきた特急「あそ」が、運転区間を人吉まで延長の上「九州横断特急」として生まれ変わります。本数は3往復から4往復(うち1本は別府→熊本間の運行)に増発、大分どまりだった列車も別府まで延長されます。ただし編成は3両(多客期4両)から2両に短縮されるため、終日の輸送力は減少。またJR特急としては初のワンマン運行になります。 また九州新幹線との接続駅・新八代に停車しますが、大分→鹿児島方面では「つばめ」との接続はあまり考慮されていません。 <日豊本線普通・柳ヶ浦〜大分> 朝の通勤時間帯に大分〜亀川間の普通が増発される他、昼、夕方にも延長・増発が行われ利便性の向上が図られます。
<日豊本線普通・大分〜佐伯> 大分〜幸崎・佐伯間では増発・延長により、また一歩時刻表いらずのダイヤに近付きます。 一方で佐伯発の普通列車は、データイムに3本が区間短縮。臼杵〜佐伯は普通電車が2時間おきの運転となります。同区間の特急増発の代償といったところでしょうか。
<日豊本線普通・佐伯以南> 佐伯から延岡方面を結ぶ普通列車は現在5往復ですが、うち2往復が宮崎県側の市棚以南、1往復が重岡までと市棚以南へ分割されます。この結果、佐伯〜重岡間は1日3往復、重岡〜市棚間はわずか2往復の超閑散ダイヤとなります。 <久大本線普通> 大分市内の大分〜向之原間の普通列車が、データイムを中心に6往復と大増発されます。また豊後国分止まりだった2往復も、1駅向之原まで延伸されます。これで同区間は、一部時間帯を除き1時間あたり2本以上の運行が確保され、1日あたりの運行本数も片道36本となります。これで市内の利便性が高かった、豊肥本線の運行本数に近付きました。 向之原〜庄内ではデータイムに1往復削減されます。
<豊肥本線普通> 増発される久大本線に対して、豊肥本線は区間短縮オンリーの減量ダイヤです。豊後竹田〜豊後荻間でデータイムに1往復削減されるほか、三重町まで来る普通列車も3本減便されます。
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<参考:JR時刻表3月号><掲載:2004年2月28日> |
西鹿児島行き寝台特急「富士」復活運転 |
全国でリバイバルトレインがブームとなっていますが、九州でもこの2月末に「思い出のはやぶさ号」と「懐かしの富士号」が運行されることになりました。運転区間はそれぞれ西鹿児島→品川(鹿児島本線経由)、品川→西鹿児島(日豊本線経由)で、西鹿児島行き「富士」は、1980年の区間短縮以来、24年ぶりの運行になります。 この列車は、数々のリバイバルトレインを仕掛けている、日本旅行の鹿児島支店主催による団体列車。同社が挙行するツアーに参加すれば、誰でも乗車できます。 編成は通常のロビーカー、A寝台個室シングルデラックスの他、「なは」用のB寝台一人用個室「ソロ」、二人用個室「デュエット」も連結。残念ながら食堂車の連結・営業はなく、お弁当での食事提供となります。「富士」号では、全盛期の丸型ヘッドマークも再現し、運行時間は往時をしのぐ25時間20分になる見込み。 沈滞期の九州寝台特急ですが、ひさびさにかつての賑わいが戻ってきそうです。 |
<参考: 日本旅行HP ><掲載:2004年1月7日> |
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