このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

鹿児島本線八代〜川内間第三セクター化 


3月13日には九州新幹線(新八代〜鹿児島中央)が開業します。愛称は在来線を走っていた特急の名前を受け継ぎ、「つばめ」になりました。
残った在来線の八代から川内を第三セクターの「肥薩おれんじ鉄道」が営業するようになり、既存の電化設備を経費削減のため使用せず、ディーゼルカーの運行になります。
また、西鹿児島発着の特急列車が熊本打ち切りになるというのは残念なことです。個人的には「青春18キップ」が使えなくなったのも残念。

第三セクター転換前の鹿児島本線の列車達をまとめてみました。一回の旅行だけの写真なので物足りないかもしれませんが。


新幹線に「つばめ」の名を譲る、特急つばめ

門司港・博多と西鹿児島を乗り換えなしで結んでいた「つばめ」は、新幹線にその名を譲ります。1時間に1本の運転だった従来のつばめは新幹線連絡列車の「リレーつばめ」と、一応「つばめ」という言葉は受け継がれ、30分に1本の運転となります。
しかし「きりしま」の特急列車が増えるといっても、「つばめ」が来なくなることで西鹿児島の在来線ホームがさびれていく気がしてなりません。


この行き先表示は恐らくもう見られない事になるでしょう。

つばめ写真館

①2003年12月28日大牟田駅にて ②2003年12月28日熊本駅にて ③2003年12月28日津奈木駅にて
④2003年12月28日水俣駅にて ⑤2003年12月30日川内駅にて ⑥2003年12月30日出水駅にて
⑦2003年12月30日出水駅にて 

鹿児島本線(八代〜川内)の普通列車達

鹿児島本線の八代〜川内を走る列車はもう「電車」とは言えなくなります。残った電化設備は貨物列車だけが使うようになります。せっかく電化されているのにそれを縦横に活かすことはできないのでしょうか?
それとも鉄道ファンとして鉄路がまだしっかりと生きているだけで十分と思ったほうがいいのでしょうか?
なぜか、個人的には新しくスタートする「肥薩おれんじ鉄道」に声援を送ることができないのです。

 

普通列車写真館

①2003年12月28日津奈木駅にて ②2003年12月28日水俣駅にて ③2003年12月28日出水駅にて
④2003年12月30日出水駅にて ⑤2003年12月30日出水駅にて ⑥2003年12月30日出水駅にて
⑦2003年12月30日出水駅にて(肥薩おれんじ鉄道の車両との並び

寝台特急「なは」の熊本打ち切り

西鹿児島に発着するただひとつの寝台特急「なは」は熊本までになります。そうなると夜行列車独特の「こんな遠くまで来た」という気持ちが薄れていきそうです。そうなると八代〜川内がもっと採算のとれる区間だったらな、と思わずにはいられません。
もっとも、西鹿児島発着は「つばめ」の初発の意味の方が強かったので仕方ないのかもしれませんが。

「ドリームつばめ」についても同様。夜の時間を有効的に利用できるので重宝していた人もいるのではないかと思います。

鹿児島に旅行に行った最後の日に西鹿児島に到着する「なは」を待ち構えていたのですが一時間遅れで、帰りの電車の時刻になってしまい、その電車と「なは」とは複線区間ですれ違い、すごく悔しい思いをしました。

また個人的な話になるのですがウチの学校の数学の先生が作った問題に「寝台特急なは」が出てきたこともありました。

 


この行き先表示も・・・


 

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