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急行「白兎」、「但馬」リバイバル運転およびキハ28、58系国鉄色さよなら運転
04年3月27・28日に急行「白兎」、5月2日に急行「但馬」のリバイバル運転がありました。これらの列車は国鉄時代にたくさんに作られた急行型気動車のキハ28・58系(国鉄色)を使用して運転されました。このリバイバル運転で国鉄色キハ28・58系は引退しました。管理人がこのリバイバル運転に倉敷からのこのこ出かけた時のことをまとめました。
3月28日、急行「白兎」撮影
3月27日は事情があり行けなかったので28日に行くこととなりました。撮りに行く駅で米子か福知山か京都か迷ったのですが、米子では白兎以外に撮れる列車が少ない。京都はその日のうちに帰って来れないので、福知山で撮ることにしました。福知山到着は夕方なので、鈍行で大阪まで行ったら、京橋まで出て乗ってみたかった京阪電車で四条河原町、阪急京都線でで十三へ、宝塚線で宝塚に出てから福知山線を乗り継いで福知山まで来ました。列車到着まで2時間です。
白兎は定刻で到着しました。ファンも少なめでゆったりしていたのですが、測光だったのでやはり未熟な管理人ではそこまで良いものは撮れませんでした。後ろ姿は順光だったのでまずまずでした。
白兎の写真(すべて福知山)
5月2日、急行「但馬」撮影
5月2日の「但馬」は上り、下りとも撮ることが出来ました。青春18は使えませんが、できるだけ安く、できるだけ有意義にしようと思い、学割を神戸まで取って姫路で豊岡行き「但馬」を撮ってから、三ノ宮まで乗り越し、阪急電車で茨木市へ行き、臨時特急「いい古都エクスプレス」や9300系を撮り、四条河原町まで出て、京阪電車で七条へ、京都駅まで歩いて、近鉄電車で西大寺、乗り換えて奈良線に乗り、鶴橋まで行きました。奈良経由で大阪に戻った理由は、奈良線の電車から広がる景色を見たかったからで、実際本当に街が見渡せて良かったです。
話が脱線しましたが、そこから姫路まで行って、播但線からやってくる「但馬」を撮り、大阪方面へ発車したのを見届けてから、新快速で「但馬」を追い越し、大阪駅で最後のキハ28・58系国鉄色を撮りました。列車がやってくる10分前にやって来たので大丈夫かと心配していましたが、なんとか最後の勇姿を撮ることができました。
但馬の写真
少し前には岡山の吉備線にもキハ28系が使用されていました。
キハ28系普通列車の写真(すべて岡山)
独り言
国鉄色のキハ28・58系はちょっと前まで山陰線で広く活躍していたのに、高速化であっという間に姿を消してしまった。2001年の旅行では、小郡(現、新山口)を経由し、津和野で一泊。浜田でまた一泊して、最後の日に国鉄色キハ28・58系を使用する快速「石見ライナー」に乗って出雲まで行ったのをよく覚えている。写真を撮っておけばよかった。2003年7月に山陰の方に行ったときはすでに「石見ライナー」が新車投入されて「アクアライナー」となっていたが、まだ「とっとりライナー」で活躍しており、ホッとしたのだが、ここでも何を思っていたのか撮っておらず、ちょっと経った10月にはこれも新車投入されてしまった。これで国鉄色のキハ28・58系の定期列車はJR西日本でなくなり、団体列車などで使われたあと、今回のリバイバル運転を迎えた。
さすがに2回も同じ失敗をしたので、今回はそれを撮りに行くことを目的として出かけた。まずまず撮れたので良かったが、それより国鉄色のキハ28・58系が引退するのがすごく悲しい。残りは主に広島—三次の急行「みよし」が国鉄色でないがキハ28系で運転されている。これからもキハ28系、そして国鉄型の活躍を願う限りである。
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