このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 

第3章  安比奈線写真集(2/3)

 

■森にて

       

 晦く寂かな森だった。昼なお光届かず、わずかな木漏れ日が線路を照らしていた。

 

■入間川右岸堤防

 

 地形図を見ると、この道路は入間川の右岸堤防に設けられている。即ち、この道路から西側は入間川の河川敷にあたる。河川敷内では、たとえ私有地であってもその利用などに制限が課せられる。

 安比奈線に関しては、右手側には「線路内立入禁止/西武鉄道」という看板が設置され、主旨と設置者が明確に主張されていた。ところが、左手側の看板には単に「立入禁止」と記されているだけで、主旨も設置者も明らかにされていない。安比奈駅構内には「工」杭があったことから、用地そのものは西武鉄道の所有なのであろう。しかし、そうであってもそうと主張されない(あるいはできない)あたりが、河川敷利用の難しさである。

 

■八瀬大橋東詰

 

 草に埋もれた線路は八瀬大橋取付部のコンクリート擁壁にあたって途切れる。河川敷内ゆえこの区間の再利用はありえない、と理解するしかない。

 

 

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