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続・あああーっ!〜〜ある失敗の顛末・TX編





 つくばエクスプレスは、JR以外の鉄道では極めて稀な、最高速度 130km/hを発揮する高速鉄道である(他には北越急行の 140km/hがあるのみ)。そのため、高速走行中の写真はつくばエクスプレスの本質であると同時に、写真を撮るには難しい対象でもある。

 荒川鉄橋の南側でカメラを構えてみる。長大なトラス橋をあしらえば絵になると思ったし、北千住到着直前で減速するからまだしも撮りやすいと判断したからである。ところが。

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 加速中の下り列車の後追い写真は簡単に撮れるのだが……。

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 上り列車をうまく捉えることは実になんとも難しい。トラスの隙間にピッタリ入るようにシャッターを押すには、列車の速度が速すぎタイミングの取り方が難しいのだ。さすがに高速度を誇る鉄道だけに、減速度が高く、停車直前まで高速走行をしている。失敗することなんと五連続(四枚目はぎりぎりセーフといえなくもないが)。フィルム撮影だけに、痛い損失である(苦笑)。もっとも、デジタルカメラではボタン操作と実際にシャッターを切るまでの間に微妙なタイムラグがあるから、撮影はさらに難しくなるかもしれない。

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 ようやく撮れたと思ったら、写った列車はヘッドマーク・ステイ付なのにヘッドマークなしという間の抜けた相手だった。率直にいって、ここで気力喪失。次の機会にはもっと楽な場所で撮ることにしよう。





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執筆備忘録

訪問:平成17(2005)年秋

執筆:平成18(2006)年初頭





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