このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

愛染倉
(あぜくら)



入り口看板の前にある、2人の子供が肩を並べたような道祖神が何かかわいらしい感じの入り口です。入り口からすぐ左に移築された酒蔵があります。酒蔵は現在は愛染倉の本館です。中は2階建て、そばが食べられたり、ちょっとしたパーティーができます。
庭園と石像庭園は木々と石像が巧みに配されており、けっこうきれいです。手入れもよく行き届いており、ゆっくり散策すると、何とも言えない味わいがあります。鈴木政夫作の石像も1つ1つ表情がちがい、庭園に変化を与えてくれます。
高史家庭園から階段を上ると、京都の街を見下ろせるちょっと小高い場所に出ます。茶室の翠風閣、古民家の高史家がこの小高い場所にあります。写真は1843年に飛騨高山に建造され、1973年に移築された高史家です。庄屋造りの古めかしさが、ちょっと新鮮です。
竹林茶室と高史家の間には竹林が広がります。涼しげなふんいきが階段を登った疲れをいやしてくれます。ここもけっこうきれいでゆっくり歩くと味わい深いです。ただし、歴史的な深みとかを求める人には何にもない場所ですが、そんなことを深く考えなければ、けっこう楽しめます。
交通☆☆地下鉄烏丸線北山駅より徒歩15分。
上賀茂神社から歩いても10分ほどで行けます。
料金☆☆☆☆☆意外なことにただです。
これはかなり大きい!
ただし、併設の染織華館は
入館料300円で予約が必要です。
インパクト☆☆☆手入れの行き届いた庭園は
まとまりがあってけっこうきれいです。
庭園を売り物にする寺などと比べても
決して引けを取らない見事さです。
竹林や古民家がアクセントになり、
あきずにかなり楽しめます。
疲労度☆☆☆ちょっと広めで、階段の上り下りなどもあるので
1周するのに30分ぐらいは必要です。
時間をかけて散策するのがいいでしょう。
おみやげ☆☆☆酒蔵の1階で手打ちそばが食べられます。
上賀茂名物のすぐきをあしらった
「すぐきめし」がおすすめのようですが。
おなかがすいて、気になったらどうぞ。
おすすめ☆☆☆とにかくこれだけの庭園が見られる上、
ただが一番のセールスポイント。
自分のペースで1日庭園を見つつ、
ボーっとしたい方にはおすすめでしょう。
庭園もなかなか見ごたえありますし、
上賀茂神社に行き、時間に余裕があれば
散策に行ってみるのもいいでしょう。
一番の問題は、ここが何のためにあるのかが
よく分からないことだと思いますが。

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