このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

長楽寺
(ちょうらくじ)



参道長楽寺へ続く参道です。奥に長楽寺の三門があります。まわりの旧家などがいかにも祇園の奥らしい感じを与えてくれます。
かつては「京の名所は祇園清水長楽寺」とうたわれた名所であったことも納得できます。
本堂こちらは本堂です。伏見城の遺構だそうです。秘仏の本尊観世音菩薩像が安置されています。本尊は江戸幕府2代将軍徳川秀忠の娘である和子より寄贈された厨子に入ってます(撮影禁止)。ちなみに本尊は歴代天皇即位の時に開帳されるそうです。まわりの緑とマッチしてなかなかいい感じです。
尊攘苑の頼山陽の墓本堂の裏手には尊攘苑(そんじょうえん)と呼ばれるところが広がってます。ちょっと山道を登りますが、最上部からは京都の街を一望できます。水戸藩士や尊皇攘夷運動に活躍した人の墓が数多くあるために尊攘苑と呼ばれてます。写真は尊皇攘夷運動に影響を与えた「日本外史」を著した頼山陽の墓です。
庭園割と小さいですが、方丈には庭園もあります。この庭園を見ながら抹茶を頂くこともできます。祇園の紅葉を見ながらお茶を頂くのもおつなものです。方丈には安徳天皇や建礼門院の肖像画も展示されてますので、腰を落ち着けてみたいものです。
交通☆☆☆京阪四条駅より徒歩12分。
八坂神社をさらに東に抜けて行きます。
料金☆☆☆拝観料400円。まあふつうという感じでしょう。
ちなみに抹茶を頂く場合はさらに500円かかります。
インパクト☆☆本堂や庭園はまわりの緑などとマッチしてかなりきれいです。
強いインパクトはないんですが、
ふんいきを味わうにはかなりいいと思います。
おしゃれなむかしの京都を味わうことができます。
ただ、建礼門院や幕末をしのぶには、
注目するところが少ないのでちょっとむずかしいかもしれません。
疲労度☆☆尊攘苑まで行くとけっこう広く、ちょっと坂を上ります。
全部見ると境内が小さそうに見えてけっこう時間をとります。
(全部見て30〜40分ぐらい)
もとが山の中腹にあるような寺ですし。
おみやげ☆☆建礼門院などの石こうの像が売ってました。
祇園に近いですし、そっちでさがす方がいいでしょう。
おみやげ買うよりも庭園見ながら抹茶を頂く方がいいと思います。
おすすめ☆☆寺としてはさほど見るところが少なく
ここをメインにするにはちょっとつらいんですが、
しゃれたふんいきは本来の京都を見せてくれているかのようです。
むかしの祇園の風情を味わうのにいいと思います。
円山公園や知恩院に寄ったときに時間に余裕があればどうぞ。

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