永観堂
（えいかんどう）

• 本名は禅林寺。
• ８５５年、空海の弟子である真紹が創建した。
• ７代僧正の永観（ようかん）が施療活動に尽力したことをたたえ、「永観堂」と呼ばれるようになった。
• もとは真言宗の寺院であったが、永観の念仏行より、法然に帰依することとなり、現在は浄土宗西山禅林寺派の本山である。
• 境内に多数植えてあるモミジより「モミジの永観堂」と呼ばれる。

永観堂の入り口です。入り口にもたくさんのモミジが植えてあります。モミジは秋の紅葉だけでなく、初夏の新緑などもあざやかな緑を見せてくれ、一年を通して楽しめます。

一段高いところにある多宝塔です。多宝塔のところまで行けますが、遠くから見るのもなかなか美しいです。多宝塔からも京都の町並みを一望できます。ここからモミジを見下ろすのもけっこうおつなものです。

多宝塔です。近くまで行くには回廊をずっと歩いていきます。永観堂の拝観は、多宝塔にも阿弥陀堂にも行くには、ずっと回廊を歩きます。回廊歩きはなかなか風流、モミジと寺との一体感を味わえます。モミジは秋の紅葉もきれいですが緑のモミジもけっこうあざやかで見ごたえあります。

境内のすみにある阿弥陀堂です。この寺の見どころでもある「みかえり阿弥陀如来像」（撮影禁止）がまつってあります。割合コンパクトですが、後ろを振り向く姿がかわいさを感じさせます。撮影禁止ですが駅や店のポスターにあれだけ写真を堂々とのっけていると禁止も何もあったものじゃないと思いますが・・・

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