このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

法界寺
(ほうかいじ)



山門入り口の山門です。法界寺自体さほど有名ではないですが、1月14日の裸踊りは珍しい祭としてけっこう知られています。ふんどし一丁の男たちが両手を高くあげて踊る祭はなかなか豪快でユニークです。
境内かつてはたくさんのお堂があったそうですが、今は境内も結構こじんまりとしています。お堂だけでなく、日野氏の菩提寺と言うことで、日野家の墓所も境内にあります。この地が親鸞生誕の地と言うことで裏手には「誕生院」と言う場所もありますが、こちらは特に見るべきものはありませんでした。
阿弥陀堂法界寺でひときわ目立つのがこの阿弥陀堂です。平等院とほぼ同じ時期に建てられ、正方形のお堂もなかなか珍しいですが、中には定朝作の阿弥陀如来像があるところも平等院と同じです。中の壁画なども残っており、派手ではないものの、その精巧さは中を見ると決して平等院に勝るとも劣らぬものがあります。
薬師堂法界寺の本堂は阿弥陀堂ではなく、そのわきの一回り小さいこの薬師堂です。秘仏の薬師如来像が安置されています。像の中に小像があると言うことで妊娠に見立て、安産、授乳の御利益があると言われています。そのおかげで乳薬師なんて呼ばれることもあるそうですが。
交通☆☆京阪宇治線六地蔵駅より京阪バスで10分、
日野薬師バス停下車、徒歩すぐです。
バスの本数があまりないので以外と不便。
ダイヤを確かめておきましょう。
料金☆☆☆境内は自由ですが、阿弥陀堂内の拝観に
400円かかります。
ごく標準的だと思うと言うより、
平等院が値上がりした現在、良心的にすら感じます。
インパクト☆☆☆☆何と言っても阿弥陀堂!
正方形の珍しいつくりの中にある阿弥陀如来像、
その周囲の壁画など意外なくらい見ごたえ十分。
ゆっくりながめてもあきることのない緻密さと美しさは
まさに意外な発見の気分です。
疲労度☆☆☆☆☆そんなに境内は広くないです。かなり余裕で回れます。
おみやげ腹帯とか安産のお札とかが売ってます。
出産とか間近な方はどうぞ。
その他は特になし。
近くにもお土産屋などはありません。
おすすめ☆☆☆☆さほど知られていませんが、
阿弥陀堂の中は平等院に匹敵するものがあり、
平安時代の代表的な建築と言ってもいいくらいの見事さ。
ちょっと遠く不便ですが、見て後悔させないものがあります。
時間にちょっと余裕があり、気になったらぜひどうぞ!

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