このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

方広寺
(ほうこうじ)



本堂・大黒堂ここが現在残っている本堂と大黒堂です。大黒堂には秀吉が身につけていたと言われる大黒のお守りが安置されています。本堂には大仏の10分の1の大きさの本尊釈迦如来が安置されています。また、焼失する前の大仏の遺品なども納められています。確かに大きいです。
鐘楼方広寺が巨大な寺であったことはこの鐘楼で当時をしのぶことができます。鐘自体もほかの寺では例を見ない巨大さです。さらに徳川家康が豊臣氏をほろぼした大阪の陣の原因とされたことで知られているのもこの鐘です。鐘のまわりのさくは、本堂を拝観した人は開けてくれて中に入れてくれます。
鐘の銘文その原因となったのが鐘に刻まれているこの文字です。「国家安康・君臣豊楽」と刻まれています。これを曲解して、豊臣氏と戦う口実にしてしまったわけです。さくの外からでも見られますが、小さい上ほこりでかなり見えにくいですので見るには双眼鏡などが必要でしょう。
耳塚方広寺の割と近くにある秀吉ゆかりの耳塚です。秀吉の朝鮮出兵の時、討ち取った朝鮮の武将の耳や鼻を首代わりにそぎ取って日本に持ち帰り、その数でほうびを受けたそうです。その耳や鼻を埋めて供養したと言うことですが、こういうところにも戦争の悲しさが受けつがれています・・・
交通☆☆☆☆京阪七条駅より徒歩7分。
豊国神社のとなりにひっそりとあります。
耳塚は豊国神社の横断歩道の反対側の公園のとなりです。
料金☆☆☆☆境内はただですが、本堂・大黒堂内の拝観料に
200円かかります。
鐘楼の中に入りたい、かつての大仏の遺品を見たい人はどうぞ。
本堂と大黒堂は寺の人がガイドしてくれます。
インパクト☆☆鐘はかなり大きくびっくりします。
ただ、例の文字はけっこう見づらいです。
大仏の遺品は本当にバラバラで、大仏の様子をしのぶのは
ちょっとつらいかも。
疲労度☆☆☆☆☆方広寺の境内は本当にせまいです。
耳塚まで行ってもそんなに時間もかかりません。
おみやげすずりだけ売ってます。お好みでどうぞ。
おすすめ☆☆教科書でおなじみの鐘が実際に見られる満足感は味わえますが、
それ以外は特にないです。
豊臣秀吉が好きで、豊国神社に行って
時間に余裕があるのならどうぞ。
耳塚は戦争の悲しさを知るためにも、
方広寺・豊国神社に行ったらぜひ見てほしいと思います。

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