このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

地主神社
(じしゅじんじゃ)



入り口清水寺の本堂のすぐわきに入り口があります。縁結びで有名だけあって、カップルや女の子のグループがあとをたえません。でも、鳥居の下の趣味の悪い「縁」の文字は何とかしてほしいです。
総門こじんまりしてますが、ここが総門です。家光が再建しただけあって江戸初期の建築としてはなかなかのものです。石清水八幡宮(京都南部)や御香宮神社(洛南)と比べても見劣りしない見事な建築です。でも、周囲の寄付の札は何かせっかくの建築をぶちこわしてるような気がしますが。
拝殿総門をくぐるとすぐ拝殿です。総門も拝殿も重要文化財です。奈良時代の双堂という建築様式をそのまま残す重要な建築物です。雅楽をテープで流してふんいきを作ってましたけど、そんなものいらないと思います。
恋占いの石拝殿などより有名な地主神社名物の恋占いの石です。総門の左右に各1つあり、10mちょっとはなれてます。目をつぶって片方の石から歩き出し、もう1つの石にたどり着けば、恋がかなうそうです。これに限らず、この神社はこういう縁かつぎみたいなものが本当に多いです。おかげ明神(1つだけ願いをかなえる)とか、幸せのどら(鳴らすと縁結び)とか、なで大黒(なでると願いがかなう)とか・・・
交通☆☆☆京阪五条駅から徒歩25分。
と言うより清水寺仁王門から徒歩5分の方が
わかりやすいかも。
清水寺に行くのと同じと思えばいいです。
料金☆☆☆☆一応地主神社自体は拝観料も由緒書きもただ。
由緒書きらしくない由緒書きですが。
(祈祷の申込用紙みたいです)
でも、清水寺本堂に入らないで
ここだけ行く人はいないでしょうから、
清水寺本堂の拝観料300円が
かかると思えばいいでしょう。
(だから☆5つじゃないんです)
インパクト☆☆ここまで縁結びにこだわると、
何と言えばいいのかよく分かりません。
ごてごてと縁結び関係があり、
別な意味でインパクトは大きいかもしれません。
拝殿や総門の建築はかなり見事ですが、
せっかくの建築がもったいないような気がします。
とりあえず清水寺とは別物と考えるのが賢明。
快適度☆☆☆☆☆境内はかなりせまいです。
見るんだった2〜3分もあれば十分。
あんまり長居したいようなふんいきでもないですけど。
おみやげ☆☆とにかくおみくじのオンパレード(500円〜)!
縁結びから家内安全までお守りは何でもそろってます。
縁結びとかそう言う方向にこだわるのならどうぞ。
おすすめ家光により再建された拝殿は
けっこう見ごたえがあるですが、
縁結びをやたらとちらつかせるような
ごてごてしたふんいきがすべてをぶちこわしてます。
縁結びという人間の弱い面につけ込んだような
商売をしてるような気がして
落ち着けるようなふんいきではありません。
カップルとか、片思いの人がいて、こういうものにどうしても
おすがりしたいのならどうぞ。
建築を味わうのなら人のあまりいない平日に。

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