このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

浄瑠璃寺(九体寺)
(じょうるりじ)
(くたいじ)



入り口浄瑠璃寺の入り口です。当尾にひっそりとたたずむ寺らしく、入り口は本当に簡素です。周囲には草木が生い茂ってます。春や秋には花が見ごろ、冬には雪景色が美しさをいっそう引き立ててくれます。
三重塔国宝にも指定されている三重塔です。岩船寺の三重塔、海住山寺の五重塔もそうですが、周囲の自然によくマッチしており、四季折々の美しさを見せてくれます。もともと京都の一条大宮にあったものを1178年、こちらに移築したもので、創建当時の本尊である薬師如来像が納められています。また、初層は扉に釈迦八相、四隅には十六羅漢図などの装飾で埋められており、特別拝観の時に見ることができます。
本堂阿弥陀堂自体国宝ですが、阿弥陀堂の中は国宝の集合体みたいなところです。特に本尊の九体阿弥陀如来像(撮影禁止)は、時のたつのを忘れて見入ってしまう美しさです。浄瑠璃世界とは澄み切った美しさ、静寂の理想世界のこと、本堂内はまさにその世界です。
庭園庭園はきわめてよく整えられてます。阿弥陀堂から池越しに三重塔を見ると、何とも言えない味わいがあります。東の三重塔は此岸を、西の阿弥陀堂は彼岸を表し、庭園そのものが仏教の教えを表しており、そのせいでしょうか、人の心に触れるかのようなやさしさを感じる庭園です。
交通☆☆JR関西本線加茂駅からバスで15分。
岩船寺にも行くバスなのでやっぱり本数は少な目です。
岩船寺とちがい、こちらは駐車場は1日300円だけです。
料金☆☆☆境内はただですが、本堂の拝観料は300円です。
でも、本堂内は見るものが多く、
300円でも安く感じるくらいです。
インパクト☆☆☆☆☆とにかく本堂の九体阿弥陀如来像!
その美しさ、身の引き締まるような
整然と如来像が並ぶ中でつくられたふんいきは
ここまで来る苦労を忘れさせてくれます。
三重塔を背景とする庭園のふんいきもとても落ち着いていいです。
疲労度☆☆☆☆☆境内はそんなに広くないです。
池を一周するような感じでめぐります。
ふつうに歩けば本堂も含めて30分ぐらいで回れます。
おみやげ☆☆☆境内ではやっぱりお守りとかがあります。
九体阿弥陀如来像が撮影禁止なので、
絵はがきって言う手もあります。
参道にはおみやげ屋が数軒あります。
陶磁器や野菜など本当に素朴なおみやげばかりです。
お好みでどうぞ。
でも、観光地のおみやげ屋とちがい、
ほっとするようなふんいきがあります。
おすすめ☆☆☆☆☆遠いって言うハンデはありますが、
それでもこのふんいきと
九体阿弥陀如来像の美しさには目を奪われます。
京都に何度か来たことがあり、ちょっとあきたって言う方は
ぜひ当尾・笠置をめぐって見て下さい。
当尾の石仏めぐりをしながらでもいいでしょう。
特に1月8日は晴れれば
すべての秘仏が公開されるので
この日は特におすすめ!

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